RATOCの新型音声リモコン

Screenshot of www.ratocsystems.com

現在日本で最も売れている音声リモコンは、RATOCのRS-WFIREX3とNature Remoですが、それぞれ新製品を投入して更なる市場拡大を狙っているようです。RATOCが新型リモコンRS-WFIREX4を2019年1月中旬に発売すると発表しました。

RS-WFIREX3 Nature Remo

Nature の新製品は既に発売されています。 Nature Remo 第2世代モデル REMO1W2

どれも基本的な構成は同じで、wifiインターフェースと、温度・湿度・明暗センサーと、赤外線LEDを内蔵し、Amazon Echo や google home などのスマートスピーカーとネット接続して、赤外線リモコンを搭載する家電製品を音声で自由自在に操ろうというコンセプトの製品です。家庭内で「テレビつけて」とか「エアコンつけて」とか「照明つけて」とかの会話を人間同士で良くやりますが、これが全て不要になるという製品です。こういうものはシンギュラリティコンシャスな御家庭ではどんどん導入してお子さん達に肌身で技術革新を感じて頂く必要があると思います。

ただ、この便利な製品ですが、将来的にはスマートスピーカーと統合されると思います。スマートスピーカーに、温度・湿度・明暗センサーと赤外線LEDが内蔵されることになるわけです。ワンセットのモジュールにすれば原価千円以内で追加できるでしょう。スマートスピーカー同士も競争しているわけですから、やがて全てのスマートスピーカーがこれらの部品を内蔵することになります。何年以内でしょうか?そうですね、まあ、ざっと見積もって5年以内ですね。じゃあ、RATOCとNatureはどうすれば良いんですか?それは、その時に必要となる、新しい製品を企画製造すれば良いんですね。2018-2019年現在で、これらのセンサー類はスマートスピーカーに内蔵されてないわけですから、これを売れるだけ売っちゃえば良いわけです。ただ、この商売はそんなに永続するものじゃないというだけです。これは全てのビジネスに共通する性質ですね。


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