敬老の日に人口問題を考える

シンギュラリティ革命は少子高齢化革命です。21世紀の子供たちにとって、人口問題に対する正しい認識は必修科目です。

Screenshot of www.ipss.go.jp

https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1210.html

総務省統計局が敬老の日にちなんで取り纏めた人口推計の抜粋を御紹介いたします。

  • 65歳以上高齢者の人口 (人口推計、World Population Prospects)
    総人口が減少する中で、高齢者人口は3588万人と過去最多
    総人口に占める割合は28.4%と過去最高
  • 日本の高齢者人口の割合は、世界で最高(201の国・地域中)
  • 高齢者の就業 (労働力調査、OECD.Stat)
  • 高齢就業者数は、15年連続で増加し、862万人と過去最多
  • 就業者総数に占める高齢就業者の割合は、12.9%と過去最高
  • 高齢就業者は、「卸売業,小売業」や「農業,林業」などで多い
  • 高齢雇用者の4人に3人は非正規の職員・従業員
  • 高齢者の非正規の職員・従業員は、10年間で200万人以上増加
  • 非正規の職員・従業員についた主な理由は、男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多
  • 日本の高齢者の就業率は、主要国の中でも高い水準

これらのデータの解釈・分析

  1. 日本の少子高齢化は誰も止められない。どんどん進む。
  2. 労働者の非正規化と収入減少は誰も止められない。どんどん進む。
  3. 少子高齢化に特化した僅かな商売だけが生き残り、他の全てのビジネスは右肩下がりの撤退戦となる。
  4. 僅かな生き残り業種と公務員系、鉄板資格系などを求めて求職者が殺到する。これを当てにすることはできない。就職できないことを前提に考えた方が良い。

※参考記事

人口減少社会を正しく認識せよ

棺型人口ピラミッド

※参考書籍

縮小ニッポンの衝撃、NHKスペシャル取材班


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