迷路の外には何がある?

世界的ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」著者スペンサー・ジョンソン博士の遺稿が、「迷路の外には何がある?」です。「チーズはどこへ消えた?」で、変化に対応して新しいチーズを探しに出掛けたホーに対して、旧来の慣習に縛られて新しいチーズを探すための一歩を踏み出せない可哀想な人、という対比のために描かれていたヘムの、「その後の物語」です。絶望に打ちひしがれたヘムが立ち上がり、前に進んでいく時に、どのように考えて、どのように克服したのかを教えてくれる話です。勿論、素晴らしいハッピーエンドになっています。この本は、「希望の本」です。

非常に巧妙な比喩描写により、いつの時代の誰にとっても、自分自身が直面している変化への処方箋になり得る物語になっています。

管理人の印象に残ったフレーズを御紹介します。

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・あなたは考えを変えることができる。新しい信念を選びとることができる。→最初の物語でホーを見送ることしかできなかったヘムでも、リンゴを食べる初体験を経て「チーズ以外にも食べられるものがある」と知り、考えを変えられることを知り、元気が出てきました。

・ホープは肩をすくめた。「私も行くわ。かまわなければ」→新しい冒険に踏み出せば新しい仲間が見付かる、ということをジョンソン博士は教えてくれています。

・あなたが考えたことすべてを信じてはいけない。→変化を乗り越えるような突破口となり得る考え方を思い付いても、その第一印象は良くないかも知れません。「そんなことうまく行くはずがない。必ず失敗する。」と考えても、それを鵜呑みにしてはいけないという教えなのだと思いました。

・あなたが信じることに限界はない。→自分で考えているよりも、あなた自身には柔軟性があると教えてくれます。

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最後の部分に、ジョンソン博士が書いた自分の腫瘍(膵臓ガン細胞)への手紙が紹介されています。なんと、ジョンソン博士は、自分の本で紹介した「変化への対応方法」を、ヒューマニズムに満ちた最高の形で実践してみせたのです!これはまさしくシンギュラリティを乗り越えるための作戦になるとおもいました。

※参考記事

シンギュラリティに対する心理学的アプローチ


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