世界GDP-3.0パーセント

Screenshot of www.imf.org

こちらは投資家basic incomer 向けの記事となります。

IMFのWordld Economic Outlook 世界経済見通しの2020年4月版が発表され、新型コロナウイルスの影響で2020年の世界GDPが前年比マイナス3パーセントに低下するという衝撃の推計が明らかになりました。

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ちなみに100年に1度と言われた2008年リーマンショックの時2009年の世界GDPはマイナス0.1パーセントでした。つまり「あのリーマンショックの30倍ひどいことになる」と予測されているわけです。思い返してみても2009年は市街地の賑わいはさほど変わりませんでしたよね。今は非常事態宣言で世界中の都市から人影が消えています。

それなのになぜアメリカの株価が上げているのでしょうか。

それはやっぱり1929年の大恐慌の時と同じだと考えるべきでしょう。

※2009年5月にリーマンショックと1929年大恐慌を比較したチャート

1929年株価

あの時は当初下落幅の半値戻しを達成した後、だらだらと約3年間にわたって下落し続けました。そして第二次世界大戦へと突入していきました。ひとりひとりの人間は賢くなっているのかもしれませんが、人間全体としてはさほど変わらず、歴史に学んでいないということなのでしょう。IMFの予測程度では目が覚めず、本当の実数値、いわゆるハードデータを提示されないと分からないのです。

個人的なベーシックインカムを実践している場合は、これから二番底の大チャンスが到来すると考えてよいでしょう。世界中の市場が絶望に満ちて、自分自身も到底投資するような気がしない状況が来たときに、心を鬼にして買い注文を入れましょう。

その時に参考にする指標はVIX指数と恐怖と欲望指数です。

https://www.cboe.com/vix

https://money.cnn.com/data/fear-and-greed/

その時が来たらどのように行動するか、事前に考えておきましょう。投資シミュレーション、思考実験を繰り返すのです。


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