配膳ロボットを体験せよ

ガストの配膳ロボット

https://www.skylark.co.jp/company/news/press_release/pk637h000006gkn3-att/211018_Robot_at_Gusto_Syabuyo.pdf

一部のガスト店舗で配膳ロボットの実戦投入が始まっています。未来を体験してきてください。2022年4月までに日本全国のガスト1000店に導入されるそうです。近所のガストに電話してみよう!

何度か行ってみましたが、ソフトバンクのロボットserviと、PudutecのロボットBellaBotの2種類が使われているようでした。漢字で書くと「深圳市普渡科技有限公司の机器人」ということですね。

Screenshot of www.softbankrobotics.com
Screenshot of www.pudurobotics.jp

このロボットは、「自動運転技術」、「音声認識&合成技術」、を体現しています。極端に言えば、この配膳ロボットの技術を使えば「完全自動運転車」も「荷物宅配ロボット」も実現可能なのです。しかも、これらの技術は特別なものではなく、既に完成した技術なのです。

このガストではフロア係の負担が確実に低減していることが実感できました。ロボット同士や、人とロボットの通路でのすれ違いもスムーズです。ソフトバンクのserviのリース料金は月額10万円だそうです。買い取りだったら570万円。これで24時間働き続けるのですから安いものですね。例えば1日10時間を、月に20日働いた場合、毎月200時間を10万円で働くわけですから、時給換算で500円。最低賃金違反ですね(笑)。

Screenshot of www.softbankrobotics.com

特に小中学生に体験させることをお勧めいたします。

「どうしてこのテーブルまでお料理を持ってくることができるんだろう?」

「そりゃ、ロボットの中に店内地図が入っているからだよ」

「どうしてぶつからないんだろう」

「ロボットの足元を見てごらん、画像センサーで障害物の接近を探知してるんだよ」

などと会話して、生産性革命の未来が近づいていることを実感しましょう。もう、あっという間に、公道上や歩道上に、こういうロボットが溢れかえることになるでしょう。Maasという言葉がありますが、モビリティは個人単位の移動ニーズを実現するものに転化していく可能性を感じます。

Screenshot of www.mlit.go.jp

もう、鉄道やバスなどの公共交通機関は不要になるかもしれません。信じられないことですが、そういう近未来を予感させる技術でした。


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