シンギュラリティとは

『Technological Singularityシンギュラリティ』は、英語で『技術的特異点』という意味で、米国の人工知能研究者レイモンド・カーツワイルが提唱する、2045年にコンピューターの知能が人類を超えて、「強いAI」が出現し、社会全体に変革をもたらすという予言です。この予言を信じる人を singularitarian シンギュラリタリアン、また、予言を主張することを singularitarianism シンギュラリタリアニズムと言います。予言ですから、「シンギュラリティは来ない」と主張する論者も居ます。

シンギュラリティに関する書籍のリスト

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シンギュラリティ大学

人類の科学技術が特異点を迎えた時に、どのような社会変革が起こるのか、米国ではシンギュラリティ大学という教育機関(現在のところ校舎も学位も無いネットコミュニティー)が組織され毎日議論されています。シンギュラリティをもたらす技術も影響に関する考察も、主に米国で生まれています。我々日本人は、英語を厭わず情報収集し、考えていかなければなりません。英語で考えましょう。

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限界費用ゼロ社会

社会の変革について、米国の文明評論家ジェレミー・リフキンは、「極限生産性」による「限界費用ゼロ社会」が出現すると予言し、これを第三次産業革命と呼んでいます。

ジェレミーリフキンによる産業革命の分類

第一次産業革命第二次産業革命第三次産業革命
主要原動力石炭蒸気外燃機関石油燃料内燃機関再生可能無料エネルギー
起源1769年、ジェイムズワットが蒸気機関の特許取得1858年、ジャン=ジョゼフ・ルノアール が内燃機関エンジンを発明1974年、最初のTCP/IP仕様書RFC675発表
発展原理蒸気機関で石炭採掘、都市人口増加大量生産大量消費ムーアの法則、メカトーフの法則
時代19世紀20世紀21世紀
絶頂期1890年代、垂直統合企業の株式公開2008年7月、原油1バレル147ドル史上最高価格未到来
通信手段蒸気印刷機と蒸気機関車による鉄道郵便電信・電話インターネットによるデジタル通信
移動手段蒸気機関車自動車、飛行機VRにより移動不要
主要企業鉄道会社自動車会社GAFA+BATH
経済自由放任市場資本主義有効需要修正資本主義シェアリングエコノミー
未来学者ジェレミーリフキンの主張の主要論点は、21世紀のデジタル革命が「第三次産業革命」であるということです。4次でも5次でもなく、断じて3次であるというのです。ここを間違えると21世紀の変革を正しく認識できないとリフキン先生は警告されています。詳しくは「限界費用ゼロ社会」を参照して下さい。なお、表中の説明は当サイトnorikoe.net管理人の読解ですので悪しからず。

第一次産業革命が外燃機関、第二次産業革命が内燃機関であったのに対し、第三次産業革命は電気自動車で牽引されると予言されています。世界各国で、内燃機関の販売禁止時期が政策合意されつつあります。日本は内燃機関で成功体験があるためか、対応が遅れている様子です。

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極限生産性とは、技術革新によって生産過程の効率化が極限に達し、あらゆるモノやサービスの生産原価が限りなくゼロに近づくということです。「限界費用」というのは、生産単位を1つ増加させたときの総費用の増加分、つまり総費用を生産量で微分したときのプラスの値が限りなくゼロに近づくということです。太陽光を根拠として、エネルギーも無料になり、無料エネルギーで動くロボットが食料や衣類や住居を生産し、限りなく無料に近づきます。我々は、太陽の光を浴びるのと同じように、無料の住居に住み、無料の衣類を纏い、無料の食料を食べるでしょう。人生のうち働く期間はどんどん短くなり、人生のほとんどを大学のサークル活動のようなことをして過ごすでしょう。

天然資源が豊富なレンティア国家では、これに近い生活が既に行われています。レンティア国家では、天然資源による収入が、シンギュラリティの恩恵の代わりに、人々の生活を支えているのです。また、我が日本でも、一生就労することなく収入を得て生活している不労所得者の人口が少しずつ増えていますね。不動産収入、株式配当収入などによるリタイア生活です。

ジェレミー・リフキンは、限界費用ゼロ社会において、従来型資本主義市場経済は、経済の主役の地位を降りることになると予言しています。生産性を高める資本主義の競争が極限に達し、やがてゴールに到達するということです。例えば、21世紀の我々にとって、「わりばしの生産」や「つまようじの生産」は収益を上げられるような事業と言えるでしょうか。答えは勿論ノーです。割り箸や爪楊枝を手作りしても、社会的に何の価値もない行為ということになってしまいます。ジェレミー・リフキンは、2009年コモンズ経済学で女性初のノーベル経済学賞を受賞したエリノア・オストロムの研究が参考になると主張しています、また、インド独立運動を主導したマハトマ・ガンジーの「スワデーシー」という自宅や近隣地域での大衆による地元生産方式が参考になると主張しています。彼は、新しい経済の形を、シェアリングエコノミーと呼んでいます。シェアリングエコノミーでは、「所有」よりも「アクセス」が主役を務めると主張しています。IOT(モノのインターネット)技術によって様々なモノやサービスへのアクセスが容易になり、所有する必要性が無くなってしまうのです。インターネットは、静的webページの1.0、動的webページの2.0を経て、ピアツーピアネットワークの3.0へと拡大しています。

インターネットの前身ARPANETの最初のリンクが確立したのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とスタンフォード研究所 (SRI) の間で、1969年10月29日22:30のことでした。それから、TCP/IPプロトコル、html言語、名前解決DNS、CGI動的WEBページ、クラウドサービスなどの発明を経て、21世紀にはピアツーピアのインタープラネット、IPFSが産声を上げています。データ通信量は増え続けています。これが我々の生活にどのように影響するか、常に考え続ける必要があります。
世代数時期主要概念主要技術主要ソフトウェア、サービス
WEB1.01994年、Netscape Navigatorの初リリース画像と文字を含む静的htmlTCP/IP, https, htmlNetscape Navigator,
Windows95(Internet Explorer), yahoo検索
WEB2.02001年、Wikipedia 開設動的ウェブサイト(webアプリ)CGI, Perl, PHPWikiWikiWeb, google検索, サーバーSNSのTwitter
WEB3.02015年、IPFSアルファ版リリースピアツーピアファイル交換システムにより政府や大企業からのネット検閲を排除IPFSブラウザBrave, 分散SNSのMastodon, 分散検索エンジンPresearch

※参考ドキュメンタリー映画、ジェレミーリフキンが出演している「パワートゥーザピープル」

 

https://en.wikipedia.org/wiki/Post-capitalism

資本主義の終焉

シンギュラリティ後の世界では資本主義や新自由主義も従来の形態を維持することはできないと予想されています。日本では経済学者水野和夫が、21世紀の先進国のゼロ金利はフロンティアが消失して成長が終わった証であると主張しています。「資本主義には始まりもあれば終わりもある」、言われてみれば当たり前のことですが、資本主義市場主義経済の中に生まれ育った我々にとって、なかなか理解しにくい事態です。投下資本の回収、貸付金の利率、これらのことは自明の公理のように我々の脳裏に焼き付いているのです。水野和夫は、オーストラリアの国際政治学者ヘドリー・ブルの「新中世主義」を引用し、「より速く、より遠く、より合理的に」という近代の行動原理が行き詰まっているなら、「よりゆっくり、より近く、より寛容に」という中世の行動原理を見習う必要があるだろうと予想しています。

シンギュラリティ元年

シンギュラリティの前後で人間社会がどのように変化するか、当サイトの見解を表にまとめてみました。ブックガイドで御紹介する本を全部読んで頂ければご理解頂けると思います。シンギュラリティ年表も御案内いたします。西暦2012年から、シンギュラリティの一部は既に始まっており、ものすごいスピードで伝播していることが分かります。

2012年は奇跡の年

シンギュラリティ表

産業革命以前、20世紀と21世紀の違い、シンギュラリティの前後でどのように変わるのか、一覧表にしてみました。当然、就職先や投資先は右側の「新体制」に属する企業を目的とすべきでしょう。左側の「旧体制」企業は、少しずつでも右側の方に移行できるように努力し続けなければ生き残れません。
項目中世旧体制新体制
西暦19世紀まで20世紀21世紀
価値の源泉宗教人間中心主義データ主義
政治王権神授説議会制民主制デジタル民主制
経済貨幣経済(金利なし、聖書によるウスラ禁止)
資本主義(金利あり)、成長経済シェアリングエコノミー(金利なし)、定常経済
人口ほぼ一定増加(ベビーブーム)減少(少子高齢化)
物価ほぼ一定上昇(財産の囲い込み)下落(協働型コモンズを無償利用)
通貨政府発行の法定通貨(国際取引は未熟)政府発行の法定通貨(基軸通貨はドル)暗号通貨(主要通貨はビットコイン)
金融小規模融資銀行融資クラウドファンディング
企業特許会社大企業ビジネス株式会社小規模、非営利団体NPOボランティア、ソーシャルビジネス、分散型自律組織DAO(decentralized autonomous organization)
労働奴隷的労働雇用契約の必要あり。正社員パーマネント契約。給与は低いが多数雇用される。必要ないがやるなら単発の仕事(ギグ)。パートタイム業務委託契約。給与は高く小数精鋭。
生産手工業から蒸気機関への移行工場でNC加工家庭で3Dプリンティング
収入自営収入給与、キャピタルゲインベーシックインカム
コンピューター機械式計算機ノイマン型(プログラムで動く)、デジタル古典コンピューターデータ駆動型、ディープラーニング型(NN機械学習で動く)、量子コンピューター
インターネットなしクライアントサーバーモデル(中央集権)、web1.0&2.0ピアツーピアによるブロックチェーン(分散台帳)、web3.0
流通・小売業小規模小売業デパート百貨店、商店街、グローバル化百円ショップ、無人コンビニ自動販売機、ネット通販ロボット配送、ローカル化、eコマース、Qコマース、ダークストア
モノとヒトの関係所有所有アクセス
情報非公開紙媒体を購入インターネットで無償取得
著作権・知的財産権未成熟保護廃止(海賊党運動)
エネルギー木炭、石炭有料の化石燃料を給油無料の太陽光エネルギーを充電
自動車馬車内燃機関エンジンの自動車を購入して人間が運転電気モーターのカーシェアリングをコンピューターが自動運転, MaaS
衣類手工業背広、プレタポルテ(高級既製服)wear something→ユニクロ,ZARA,H&M,Gap
食料自給自足高価(働かざる者くうべからず)安価(限りなくゼロ、無料に近づく)
住居代々相続住宅ローンで新築住宅を購入空き屋に無償で入居
不動産価値の源泉価値の源泉価値無し(VR・AR・デジタルツインへ移行)
ビジネスの主戦場王宮大都市メタバース(ネットワーク上の仮想世界)、リアルサイトは辺境
家族大家族夫婦と子供2人単身世帯
主要団体封建国家国民国家NGO,NPO
必要な勉強技能型、親方に弟子入りする暗記型、教科書を習得する討論型、答えの無い問題を切り拓く
資格・学歴形成期価値があるし必要価値は無く不要(学びは必要)
飲食店・店舗実店舗実店舗、多様性無人コンビニへ集約、ゴーストキッチン、クラウドキッチン
主要議題ルネッサンス開発・発展持続可能性SDGs
世界観神話開発の物語新しい物語

シンギュラリティ年表

2012年は奇跡の年です。ディープラーニングニューラルネットワークによる画像認識エンジンが画像認識コンテストで初優勝した年であり、キャットペーパー論文が発表され、同時に遺伝子編集のクリスパーキャス9酵素が論文発表され、ビットコイン財団が設立され、ヒッグス粒子が観測され素粒子論の標準模型が完成し、量子コンピューターの部品となる量子もつれの距離143kmの実験が成功した年です。シンギュラリティ革命の萌芽が全て出現し、もの凄い勢いで拡大し始めた年なのです。
シンギュラリティ年号起こった出来事
シンギュラリティ元年(2012年)DNNが画像認識コンテスト優勝。グーグルのキャットペーパー論文発表(教師無し学習だけでコンピューターが猫を認識できた)。音声認識ソフトgoogle now公開(apple siri は2011年公開)。クリスパーキャス9酵素の論文発表。ブロックチェーンを運営するビットコイン財団設立。CERNがヒッグス粒子検出を発表し素粒子論の標準模型が完成、人類は質量機構とヒッグス場を認識した(7月革命)。カナリア諸島で143kmの量子もつれテレポーテーション実験成功。カナダのD-Wave Systems社の量子アニーリングマシンを使ってタンパク質の折り畳み問題が計算された。
シンギュラリティ2年(2013年)カナダバンクーバーのWavesコーヒーショップに世界初のビットコインATMであるRobocoinマシンが稼働開始。NASA,Google,USRA(米国大学宇宙研究協会)が共同で、Quantum Computing AI Lab(量子コンピューターAI研究所)を設立。ミコロフらのword2vec論文が発表され自然言語処理の革命的発展が始まった。
シンギュラリティ3年(2014年)ケビン・エスベルトの遺伝子ドライブ論文発表。クリスパーキャス9を使って、クリスパーキャス9の遺伝子を組み込むことにより、種全体の遺伝子を操作できることが判明した。amazonがスマートスピーカーECHOを発売。米国ローレンスリバモア研究所の慣性核融合実験施設で、吸収エネルギーを核融合放出エネルギーが上回る「自己加熱」達成。
シンギュラリティ4年(2015年)DNNディープニューラルネットを用いた画像認識エンジンが人類のエラー率を下回った。中国で、ヒト生殖細胞の遺伝子編集実験。Google brain が ディープラーニング機械学習ライブラリTensorFlow のソースコードを無料公開。国連総会でSDGs採択。IPFSアルファ版リリース。オープンソース&ライセンスフリーCPUのRISC-V財団設立。OpenAI設立。重力波天体GW150914の初検出により、重力波を用いる天文学、重力波天文学の幕開け。日本の核融合原型炉JA DEMO の設計を行う原型炉設計合同特別チームが結成され、概念設計がスタートした。
シンギュラリティ5年(2016年)クレイグベンターの研究グループが、53万塩基対の人工細胞DNA合成に成功し、JCVI-syn3.0 ミニマルセル(最小細胞)と名付けられた。人工生命体(原核細胞)の誕生である。スイス連邦工科大学のソーラープレーンが世界一周飛行に成功。太陽光エネルギー時代の幕開け。DNNディープニューラルネットを用いたalphagoが世界戦で優勝経験のある韓国のトップ棋士イセドル9段に4勝1敗と勝ち越した。IBMが量子コンピューターのクラウドサービス IBM Quantum Experience を公開。米国NISTがPost-Quantum Cryptographyプロジェクト開始。世界初の量子通信衛星「墨子号」の打ち上げ。
シンギュラリティ6年(2017年)DNNディープニューラルネットを用いた音声認識エンジンが人類のエラー率を下回った。機械学習を用いた囲碁AIソフトalphagoが囲碁チャンピオン中国の柯潔9段に3連勝し、将棋AIソフトponanzaが将棋名人に勝利した。Alibaba子会社Alipayが顔認証決済サービスを開始。Deepl機械翻訳サービス開始。自然言語処理の精度を飛躍的に向上させLLMの起源となったバスワニらのTransformer 論文 Attention is All you need が発表された。
シンギュラリティ7年(2018年)グーグルのBERT、オープンAIのGPTの最初のバージョンがリリースされた。DNNディープニューラルネットを用いた自然言語認識エンジンがwikipedia読解問題で人類の正答率を超えた。LIDARレーザースキャナを搭載した世界初の市販車アウディA8発売。遺伝子編集によりHIV感染しにくくなった赤ちゃんが中国で誕生。米国アリゾナ州フェニックスでwaymoの自動運転タクシー商用運転開始(運転手なし自動運転レベル4)。耐量子暗号LWE方式を提案したOded Regevがゲーデル賞受賞。
シンギュラリティ8年(2019年)グーグルが量子超越性(量子コンピューターが特定課題においてシリコンなどの半導体による古典コンピューターの性能を超えていること)を実証。ビットコインで支払うことができるVISAデビットカードcoinbase cardサービス開始。IBMが量子コンピューターIBM Q System One発売。NII&NTTのエキスパートシステムが2019年大学入試センター試験英語科目で200点満点中185点(偏差値64.1)達成。RISC-V財団が米国の貿易規制から脱出するためにスイスに移転し、RISC-V international に移行した。ドイツのマックスプランク研究所の研究で、170ギガパスカル(約167万気圧)という高圧下で、250ケルビン-23度℃で超電導を示すランタン水素LaH10を発見。
シンギュラリティ9年(2020年)新型コロナウイルス対策として人工合成されたmRNAワクチンが実用化。OpenAIの自然言語モデルGPT-3の人工合成ニュース記事の人間による識別率が52%を記録し識別不能を意味する50%に肉薄した。
シンギュラリティ10年(2021年)braveブラウザ1.19.86がIPFSを初めて標準搭載した。中米エルサルバドルでビットコインが法定通貨になった。IBM Quantum Summit 2021において127量子ビットの量子プロセッサ「Eagle」公開。IBMが2nmプロセス半導体の試験製造に成功。
シンギュラリティ11年(2022年)中央アフリカ共和国でビットコインが法定通貨になった。NIST米国標準技術研究所が耐量子公開鍵暗号の最終候補CRYSTALS-KYBERを発表。米国ローレンスリバモア研究所でレーザー核融合の発生エネルギーが投入エネルギーを初めて超過した。2.05 メガジュール (MJ) のエネルギーを供給することで核融合のしきい値を超え、3.15 MJ の核融合エネルギー出力が得られた。OpenSSH9.0で耐量子暗号NTRUが実装された(capture now,decrypt later対策)。
シンギュラリティ12年(2023年)OpenAIが大規模言語モデルLLMを月額20ドルで使えるChatGPTplusを開始した。Metaが商用利用可能なオープンソースのLLMであるllama2を公開した。岐阜県の核融合科学研究所で中性子を出さないpB11核融合反応実証。中国で20万kWの高温ガス炉実証炉石島湾原子力発電所1号機が商業運転開始。自転によりパルス状の電波を発するパルサーを複数使って(パルサータイミングアレイPTA)、宇宙誕生時の「背景重力波」を初観測。米国セントラスエナジー社が、小型次世代原子炉で使う核燃料「HALEU(高純度低濃縮ウラン)」の製造を開始。
シンギュラリティ13年(2024年)EUROfusionがJET核融合実験炉で69MJの世界記録。Appleがios17.4から耐量子暗号PQ3をiMessageに導入すると発表。旭化成が4インチ窒化アルミニウム(AlN)単結晶基板のサンプル提供開始。ビットコインETFとイーサリアムETF取引開始、証券会社経由で暗号資産に投資できるようになった。