ダイソンがEVテストコース建設

https://www.google.co.jp/search?tbm=nws&q=ダイソンテストコース

2021年までにEVの発売を計画しているイギリスの掃除機メーカーダイソンが、290億円を投じて全長16キロのテストコースを含む研究開発施設をつくっているということです。

ダイソンと言えば、デジタルモーターを使った小型コードレス掃除機ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=yMOBv5F1Mrk

このデジタルモーターというのは、デジタルアンプ(積分アンプ、PWMアンプ)で駆動するモーターということですね。ブラシレスっていうのは特に誇るような話ではございません。

※デジタルアンプの説明(トランジスタ技術2003年8月号抜粋)
http://www.cqpub.co.jp/toragi/TRBN/trsample/2003/tr0308/0308sp1.pdf

このデジタルモーターの仕様を拝見しますと、特に変わったところも無いのですが、小型で強力なモーターを造ることが出来たということですね。そして、コードレス掃除機で培ったリチウムイオン電池も有るということで、モーターと電池が揃ったからEV造れるじゃんとなったわけですね。まさにゲームチェンジャーです!

当然、自動車メーカーのエンジニアを引き抜いたり、定年退職した人を高給で雇って設計させているわけですから、自動車メーカーが造るEVに何ら遜色ないEVを造ることができるという読みなんですね。ダイソンの創業者であるジェームズダイソンさんは、サイクロン掃除機で儲けたお金を全部このEV開発に投入する勢いです。何故そんなことをするのか?面白いからでしょうね!

Screenshot of ja.wikipedia.org

 
経歴を見て驚きました、最初は美術大学でファインアートとプロダクトデザインを専攻していたのが、後に工学専攻して、様々な発明を連発しているというのですね。このように今まで自由に転身してきたのですから、掃除機からEVへの転身なんて朝飯前ですね!まあ、才能がある人というのは何をやっても超一流ということなんですね。ダイソンの掃除機がカッコイイ理由がよく分かりました。ダイソンが過去に掃除機市場を一変させたように、自動車市場も一変させてしまう可能性が十分あるなと思いました。


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