プレスリリース引用開始---
NEDOと日産自動車(株)、兼松(株)は、米国カリフォルニア州で2015年から実施中の電気自動車(EV)の利用範囲拡大を目指す実証事業において、「CHAdeMO(チャデモ)」規格による出力100kWのEV用超高速充電器を導入し、運用を開始しました。従来の2倍の出力で充電できるようにすることで、EVの充電時間の短縮を図ります。
あわせて、EVドライバー向けスマートフォンアプリ「DRIVEtheARC」に、充電ステーションでの充電予約機能を追加しました。同アプリを通じて特定の充電器での事前予約が可能となり、充電時の混雑緩和による快適なEV利用につながることが期待されます。
今回のハード、ソフト両面の強化を通じて、従来から取り組んでいる急速充電器の設置などによるEV行動範囲拡大の有効性の実証やさまざまなEV行動データの収集・分析の精度向上を目指します。また、電池容量が異なるEVの運転・充電行動の多面的な分析のほか、充電器の予約から利用までのドライバーの行動の分析にも新たに着手し、EVの利用距離延伸の可能性評価に取り組みます。これにより、ドライバーにとってのEVの利便性向上につなげます。
引用おわり---
1KWというのは1000Wですから、100Vで10Aなんですね。一般的な家庭の30Aとか言うのは、3KWです。ということは100KWというのは、一般的な家庭33軒分の電力を一気に充電しちゃうという技術なんですね。
途方もない電力です!
日産リーフの仕様を拝見しますと、62KWhのバッテリーで570Kmの走行が可能となっております。1KWhで約10キロですね。100KWで6分間充電しますと、10分の1時間ですから、10KWhの充電が可能となります。充電効率は仮に100%とします。そうしますと、6分間の充電で100Kmの走行が可能ということになります。普通のガソリンスタンドでも6分位は給油に時間掛かりますよね。ということは、この100KW充電器が実用化されると、使い勝手の面でも、完全に電気自動車がガソリン自動車を追い抜くということになるわけです。もうタンク車でガソリンを運んだり、高価な消火設備を備えた燃料タンクを施工する必要も無くなるわけです。石炭と水の補給が大変だった機関車が一気に消滅したように、ガソリン車も一気に無くなる事になるでしょう。
変化は一瞬ですよ!
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