9月の失業率は3.5%に低下し、1969年12月以来50年ぶりの低水準となりました。1969年7月20日にアポロ11号月面着陸して全世界が大興奮していた時期です。失業率だけでみると50年振りの好景気ということなんですね。今は月面着陸に匹敵する好景気ということです。どこに着陸したんでしょうね。
1971年8月15日当時のアメリカ大統領ニクソンは、ドルと金の交換停止を発表し、ニクソンショックと呼ばれました。このときの不況は17ヶ月続き、ニクソン不況と呼ばれます。
ここで相場格言を2つ御紹介しましょう。
1)山高ければ谷深し・・・相場の山が高くなればなるほど、反動で転落したときの底値も低くなる。
2)あたまと尻尾は呉れてやれ・・・相場のピークで売ることにこだわらず、相場の底値で買うことにもこだわらない方が良い。
50年振りの好景気ですから、どこかで利食い売りを入れるべきでしょうけど、それがいつなのか、誰にも分からないわけです。それでも、ピークかどうかは分からないけど、「頭と尻尾は呉れてやれ」と思って売った方が良いのかも知れません。「山高ければ谷深し」と言いますから、今度の金融危機では底値が低くなる可能性が高いからですね。
ブラッグマンデーみたいな1日千ドル以上下落するイベントが発生して、半年後が狙い目かもしれません。ドルコスト平均法で、毎月1割程度ずつ購入していっても良いでしょう。
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