仮想通貨VISAカードがイギリスで利用開始しているのを御存じですか?仮想通貨取引所coinbase が発行している coinbase cardです。VISA加盟店で使える、仮想通貨支払いのデビッドカードです。だから正確に言えば仮想通貨VISAデビッドカードです。
VISAデビッドカードというのは、VISA加盟店で使えるデビッドカードです。デビッドカードというのは、キャッシュカードで買い物が出来る仕組みです。VISAの加盟店で買い物をすると即時に銀行口座から引き落とされる仕組みです。
使い勝手は普通のクレジットカードと同じです。要するにVISAカードが使えるお店の全部が一気に「仮想通貨支払い可能になる」というわけです。このインパクトは凄いです。
仮想通貨が法定通貨と同じ土俵に立ったということです。
おそらく、仮想通貨と法定通貨の換算レートはcoinbase に有利なレートになっていると思われますが、それでも利便性が一気に上がります。仮想通貨を所持することの意味が一気に広がるのです。
この仮想通貨取引所coinbase が日本法人を設立し、日本での求人も開始し、日本事業を開始しようとしています。日本暗号資産取引業協会にも加盟済みです。
https://jvcea.or.jp/member/coinbase%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE/
このあと、どのように事態が進展するか、良く考えましょう。通貨の競争では、どのような基準で、どの通貨が勝利するのか、良く考えましょう。20世紀までの基軸通貨は、覇権国が発行する法定通貨に限定されていたのですが、21世紀になると、ブロックチェーン分散台帳の仮想通貨も競争相手になったのです。BTCのブロックチェーンは世界中のコンピューターが共同で維持更新しており、51パーセント攻撃が極めて困難であるために、誰も勝手に操作することができません。覇権国を打倒することが出来ないのと同じです。覇権国の中央銀行と、インターネット上のブロックチェーンとどちらが堅牢かと考えますと、ブロックチェーンの方が丈夫かもしれないのです。少なくとも、ジンバブエみたいなハイパーインフレに悩まされている国民にとっては自国通貨よりBTCの方がずっと安全資産に見えるでしょう。この比較が世界中で行われるようになるのです。
※参考記事
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