令和2年の情報通信白書は「5G白書」です。5Gとは何なのか、その方向性が解説されています。簡単に言うと、5Gは通信に質的変化をもたらします。固定電話が廃れて携帯電話スマホばかりになったように、固定インターネット回線が廃れていく可能性を感じました。
それにもうひとつ!スマホの世界シェアランキングで激しい激闘が繰り広げられていたことを今更ながら知りました。戦争だったのです、勿論経済戦争ですけど、紛れもなく戦争があり、日本は負けたのです、敗戦です!はい!ご存じでしたか?
NHKのニュースでも、民放の番組でも、新聞でも、「日本敗戦」と一切報じていないので知りませんでした!
でも、よく考えれば、小泉首相が靖国参拝したときにデモが凄かったりとか、尖閣諸島の漁船衝突事件とか、韓国と慰安婦合意したら大統領が罷免されて逮捕されちゃったり、徴用工問題で新日鉄に賠償判決が出たり、慰安婦少女像が日本大使館前に設置されたりしたのは、日本の一般市民の目線では「どうしてそんなに中国とか韓国の人々はコーフンなさっているのだろう」という感じの感想だったわけですが、戦争中であったと考えると合点が行きます。
詳しくは上記情報通信白書をご覧いただくとして、スマートフォン販売台数の世界シェアの移り変わり抜粋をご紹介いたします。出典Informa
2009年
- Blackberry–15.5%
- Apple–11.4%
- HTC–5.0%(Taiwan)
- Sony–3.2%
- Samsung–3.2%(Korea)
- Motorola–2.7%(US)
- Fujitsu–2.4%
- NEC–2.3%
- Sharp–1.7%
- LG–0.5%(Korea)
2019年
- Samsung–21.2%
- Huawei–17.3%
- Apple–14.1%
- Xiaomi–8.9%(china)
- Oppo–8.0%(china)
- Vivo–7.6%(china)
- Motorola–2.7%(china)2015年Lenovoが100%子会社化
- LG–2.4%(korea)
- Tcl-Alcatel–1.0%(china)
- ZTE–0.6%(china)
どうでしょう、分かりますか、この見事な負けっぷり!
2015年からモトローラのスマホはレノボのスマホになってしまいました。モトローラと言ってもブランドだけで、普通に中国のスマホなのです。2009年の前から、ずっとスマホ戦争は続いていました。そして、日本のスマホ勢は完全に世界市場から消滅したのです。日本のスマホの会社の正社員が有給休暇を取っている間に、中国と韓国のスマホ会社の社員は徹夜で仕事をして、世界シェアを奪い去っていったのです。技術をパクることも当然です、戦争なんですから!
そして、日本人もアメリカ人も、欧州人も、知らぬ間に中国製のスマホにすべての個人情報を入力していたのです。
遅ればせながらアメリカのトランプ大統領が事態の深刻さに気付いて政府機関のHuawei使用禁止措置に乗り出しました。戦争というのは、ドンパチやって人が死ぬやつだけじゃないのです。21世紀の最新型の戦争はドンパチなんてしません。冷戦、経済戦争もレッキとした戦争なんですね。かつての太平洋戦争の時みたいな、「鬼畜米英」みたいなスローガンを中国や韓国もやっているというわけです。理屈じゃないんですね。
じゃあどうすればよいのか、これは、もう、過去の歴史に学ぶしかないです。第二次世界大戦が終わった時のことを思い出してください。ノルマンディー上陸作戦やって、パリ解放やって、ベルリン陥落、ナチスドイツのアウシュビッツ収容所の解放まで、連合軍は犠牲を払いながらも進んでいったんですね。イデオロギーの間違ってる方が負けるまで、戦争は終わりません。21世紀の子供達は「いま」戦時中を生きているんだ、という認識を持つ必要があります。慰安婦や徴用工問題だって、経済戦争でケリをつけるまで終わらないのです。
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