https://www.google.co.jp/search?tbm=nws&q=アマゾン+ピルパック
アマゾンがオンライン調剤薬局のピルパックを買収する計画が報道されています。
ピルパックって、錠剤の袋って意味で、毎日3回、飲むべきクスリが日時印刷された袋が送り出される機械を提供しているオンライン薬局ですね。
トップページに分かりやすい動画がありますので是非ご覧下さい。
オンライン調剤薬局と言っても、今日本でやっているようなクスリの通販とは違うんですね。病院の処方薬が送られてくるというだけでなく、飲み忘れ防止のために、時間毎に小分けにされた袋が出て来る機械がセットされているというわけなんですね。
アマゾンというのは最初はオンライン書店だったのですが、いつの間にか、家電やコンピューターも売るようになり、そしてまた、いつの間にか、オンライン調剤薬局の、それも進化した形態を提供しようとしているんですね。病院とアマゾンがオンラインで繋がれて、病院の近くにあるような普通の薬局が要らなくなるようなシステムを考案しちゃっているというわけです!!
ピルパックの技術の核心は、PharmacyOS というものですね。
PharmacyOS の紹介動画がありますので御紹介致します。英語なんですけど、なんとなく見ているうちに分かりますね。ソフトウェアのOSじゃなくて、薬を届けるためのオペレーションのシステムなんですね。
薬局と薬剤師が、ネットワークコンピューターとスマホに変わってしまうという話ですね。しかし現在のピルパックの封入作業は、ピルパックの社内で薬剤師(?)がひとつひとつの薬剤を機械に入れていくという非常にアナログな方法になっているんですね!
アマゾンというのは、単なるネット通販会社ではなく、イノベーションを牽引するチャレンジャーみたいな会社になっているんですね。