日の丸交通とZMPが、自動運転車両を用いたタクシーサービスの公道営業実証実験を、2018年8月27日~9月8日に行うと発表されました。自動運転車両を用いたタクシーが公道にて乗客を乗せて営業走行を行うことは世界初の取り組みということです。
この本実証実験は、ZMPが開発した自動運転車両と予約システムを用いて、日の丸交通が公道におけるタクシーサービスを実施するもので、実験の区間は大手町フィナンシャルシティ グランキューブ(東京都千代田区)と六本木ヒルズ(東京都港区)を結ぶ約5.3kmが予定されているとのこと。
利用者(実験参加者)は広く一般から募り、専用サイト(https://www.zmp.co.jp/aidelitaxi)にて公募されるそうです。
この自動運転車というのは、人工知能の中でも人類の知能を超えるとされる「強いAI」は必要ではなく、いわゆるエキスパートシステムを発展させたような「弱いAI」で充分実現可能であるということがミソですね。経済的問題を別にすれば、現在の技術で既に実現可能なことなんですね。
※2018年10月20日追記。上記実証実験の紹介動画がありましたので、追加しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=1GBcQbEqixQ