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タイヤ性能試験を自動運転で!

Screenshot of www.zmp.co.jp

 

ZMPとブリヂストンは、タイヤ性能試験の一つであるタイヤ騒音試験を自動運転化するための開発プロジェクトを開始しました。既にブリヂストンのテストコース内において有人自動運転走行が達成されており、2019年にはレベル4の無人自動運転走行によるタイヤ騒音試験の実用化を目指しているということです。自動運転車両は、ZMPの自動運転プラットフォーム車両RoboCar MiniVanに自動運転ソフトウェアIZACを搭載し、カメラ、LiDARなどの各種センサとテストコースの詳細マップを搭載しています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/自動運転車

レベル4というのは、「特定の状況下のみ(例えば高速道路上のみ、又は極限環境以外(極限環境とは、雷雨、大雨、大雪、あられ、台風、極低温環境、超高温環境といったシステムの正常な動作を妨害するような環境のこと)などの決まった条件内でのみ)、加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しない状態。」ということなんですね。

実車を用いたタイヤ性能試験における課題として、走行経路、スピード、ドライバー条件などより均一な条件が求められますが、自動運転車両の導入により、より一定な条件下でのテストを繰り返し行えることとなるということです。人のスキル・ノウハウに依存しない自動運転車両を用いた試験を導入することで、性能評価の精度向上・効率化も可能となるわけです。これはつまり、タイヤの性能向上が促進されるということですね。

今回の開発では、前方視野が遮られるバンク部分での自動走行も可能になっているそうです。この実現にはバンク部分に設置された3D LiDARから車両を検知し、その信号をバンク進入前に自動運転車両に送信。車両と設置された3D LiDARとの通信によってコース上の安全確認を行った上で走行を可能とする技術が開発されたということです。

※使われる車両Robocar-minivan 紹介ページ
https://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan

※紹介動画

LIDARセンサーは、Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging、「光検出と測距」ないし「レーザー画像検出と測距」という意味で、レーザー光線を使って、対象物との距離や対象物の性質を検知する技術なんですね。

Screenshot of ja.wikipedia.org

 

この技術、はっきり言って人間よりも検知能力高いですよね。だって、明るい環境でも暗い環境でも、レーザー光線を使って検知するのですから、周りの光の影響を受けませんし、センサーは人間みたいに疲れませんから「見落とし」というのも無いわけです。LIDARは日本だと、パイオニアやオムロンが開発しているそうです。