つい1月ほど前に、インテルマイクロン連合による4ビットセル64層NANDサンプル出荷のニュースがありましたが、
https://norikoe.net/archives/990
今度は、Western Digital東芝連合が、4ビットセル96層NANDのサンプル出荷を開始したというニュースが飛び込んで来ました!1チップで1.33Tb(テラビット)の容量があるそうです。ビットって、8個で1バイトですから、8個のチップで1.33テラバイトということになります。1個のチップだと、166ギガバイトということになります。DVD35枚分ですね。
こうなりますと、いまデスクトップPCで主流になっている2.5インチSSDですら「大きすぎる=分解したら中味はスカスカ」ということになりますね。M.2-SSDがちょうど良いサイズということになります。
このチップが普及すればM.2-SSDだけでなく、スマホやスティックPCの性能も大幅アップしますね。デスクトップPCの小型化も進展するでしょう。マザーボードの主流がMicroATX(244mm×244mm)からMicroITX(170mmx170mm)に移行されるでしょう。そして最後に、デスクトップPCは「消滅」することになります。テレビとかモニタの箱の中の小さな部品になってしまうんですね。