統計ってなんの役に立つの?

小中学生でも、高校生でも、大学生でも、大人でも、最初の1冊に良いなと思いました。はい、我が家が最初に買った統計学の本です。コラムで、「人工知能と統計」の関係も解説されていて、AIの基本的な理解にも役立つ本です。考えてみれば、人間の脳でも、神経の伝達はデジタル的に伝達されているわけでもなく、アナログ的に、統計的に伝達されているんですね。

それで、画像認識の分野では、既に人類の能力を超えてしまっているんですね。

Screenshot of en.wikipedia.org

 

2012年のイメージネット大規模画像認識コンテスト(ILSVRC=ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)で、ディープラーニングエンジンを搭載したトロント大学のチームが、画像認識エラー率を2011年の25パーセントから一気に16パーセントまで低下させて優勝したことで、AI革命が始まったわけなんですね。

※参考記事、画像解析関連コンペティションの潮流(中山英樹)
http://www.nlab.ci.i.u-tokyo.ac.jp/pdf/ieice201705cvcomp.pdf

それで、2015年にはマイクロソフトのアジア研究チームがエラー率3.57パーセントを達成し、人間のエラー率5.1パーセントを初めて超えたのです。

画像認識に関して、認識スピードも、正確性も、解像度も、全て人間を上回ってしましました。画像センサーも、デジカメに使われる通常のCCDカメラやCMOSセンサーだけでなく、ミリ波レーダーや、レーザー光を使ったLIDARセンサーが、夜間でも、雨天でも、明瞭に3次元画像を取得することができます。

だから、自動運転車は人間よりも安全な自動車になると言われているんですね。「統計って何の役に立つの?」と言われれば、「AI技術の根幹で使われているんだよ。人類は遂に知的労働から解放されるんだよ。」ということになるわけです。