クラウドソーシング

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クラウドソーシング crowdsourcing は、直訳すると、資源を群衆に求めること、という意味で、企業のサービスを、不特定多数から募集した個人に発注して提供することを意味します。従来、外注に出すことをアウトソーシング outsourcing と言いましたが、クラウドソーシングでは、外注先は特定の下請け企業ではなく、クラウドソーシングサイトに登録された個人になります。ネットオークションで仕事を発注するような形態と考えると良いでしょう。労働に対するシェアリングエコノミーのひとつの形態と考えることができます。

crowd の綴りは cloud とは違いますが、インターネットクラウドサービスという意味合いもあり、掛詞になっています。クラウドソーシングでは、外注の見積もりや発注や決済が、インターネットを通じて行われるので、処理スピードが格段に速く、また、処理経費も安く済ませることができます。企業よりも個人の方がフットワークが軽く、また、企業経営に必要な経費も掛からないので、費用面で従来のアウトソーシングよりも有利となっています。その結果、アウトソーシングの受注先が、企業から個人へと変化していくと予想されています。

企業でも、実際に仕事をするのは個人ということになりますから、次のような取引の変化が起こることになります。

アウトソーシングの場合 : 発注者 → 企業 → 企業に雇用された個人

クラウドソーシングの場合: 発注者 → クラウドソーシングサイトに登録した個人

ということで、サービスを提供する個人は、企業に正社員などで雇用されるよりも、フリーランスとして仕事をする形態が増えることになります。仕事をする個人から見ても「企業にピンハネされない」「定年が無い」というメリットもあります。昭和の時代から「内職」という仕事形態がありましたが、これが21世紀になってインターネット経由のシステムのバージョンアップしているのです。これからは、働く時は「アルバイト」に申し込みするよりも、「クラウドソーシングサイト」に申し込みするという形態が増えるでしょう。「就職」という概念が変わります。学校を卒業したら企業と雇用契約を結ぶという慣行が終わるかもしれません。まさに「働き方改革」です。記事制作でも、写真撮影でも、何でも、とにかく、発注者に頼まれるような「スキル」を身につける必要があります。

日本のクラウドソーシングサイトの例を御紹介致します。
 
※ランサーズ株式会社

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※株式会社クラウドワークス
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※参考書籍