株価暴落で資本主義の性質を考える

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ダウ平均が800ドル下落とか凄いですね。日経平均も一時1000円下がったとか、お祭り状態です。

このニュースに接して思い出したのは2冊の本です。

1冊は、資本主義の終焉に関する本。シェアリングエコノミーの台頭に関する本ですね。生産性革命により、あらゆる産品の製造コストが限りなくゼロに近づいた場合、資本主義の競争がゴールに近づき、大手企業は利益を上げられなくなり、やがて、シェアリングエコノミーに主役の地位を譲ることになると提言されています。この観点で言えば、株式市場の時価総額は少しずつ減少していくと予測されますから、今回の下落もその兆候であると解釈できることになります。

限界費用ゼロ社会、ジェレミー・リフキン、NHK出版

もう一冊は、景気循環の本。相場は定期的に循環するから心配するなという話ですね。

第3の超景気 ゴールデン・サイクルで読み解く2025年、嶋中雄二、日本経済新聞出版社
 
景気循環は様々な考え方がありますが、40ヶ月程度の短期波動、10年程度の中期波動、50年程度の長期波動があるとされています。
 

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10年ひとむかしと言いますが、50年のサイクルは大きな技術革新を伴うと考えられますから非常に興味深い考え方ですね。真空管の発明とか、トランジスタの発明とか、インターネットの発明とか、ディープラーニングの発明などが50年に1度の発明になるでしょうか。そのようなイノベーションにより牽引されるのが長期波動ということになりますね。

21世紀の子供たちは、いまだ資本主義も理解していないというのに、資本主義の終焉についても勉強しなければならないのですから、大変です。あるいは、彼らは生まれたときから様々な無料サービスや100円ショップと慣れ親しんでおり、生産性革命や限界費用ゼロ社会について、自然に理解できる立場にあるのかもしれません。いずれにしても、子供達は資本主義とシェアリングエコノミーを両方同時に勉強する必要があります。