楽天がドローンと地上配送ロボットを使用した無人配送実験に成功

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楽天は2018年10月24日、国家戦略特区である千葉県千葉市にて、ドローンとUGV(Unmanned Ground Vehicle、地上配送ロボット)を組み合わせた配送の実証実験を実施し、成功したということです。

楽天は、ドローン配送ソリューションを提供するサービス「楽天ドローン」を2016年より開始しており、千葉市ドローン宅配等分科会にも参画していました。

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千葉市における実証実験などを通じ、将来的な都市部でのドローン配送実現に向けた取り組みが進められてきました。その中で、人口密集地であり、高層ビルをはじめ、建造物の多い都市部における、ドローンによる配送が可能となる着陸地点から注文者の玄関口までの配送手段の構築が課題となっていました。ドローンだけでは人口密集地では難しいということですね。これはアメリカと日本の違いかもしれません。アメリカにも人口密集地はありますけどね。

今回の実験では、幕張新都心若葉住宅地区街づくりグループの代表企業である三井不動産レジデンシャル株式会社と「楽天ドローン」を活用した事業推進を目的とする合意書を締結し、同社らが建設中の「幕張ベイパーク クロスタワーレジデンス」のモデルルームおよびその周辺地域にて実験が行われました。これからの新築マンションは、ドローン配送の受け入れを考慮した設計になっていくかもしれません。「宅配ボックスあり」と広告に表示されることがありますが、「ドローンボックスあり」とかに変わるかもしれません。

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楽天の専用ドローン「天空」が建物前まで配送した荷物を、UGVに積載し、注文者が待つモデルルームの部屋まで届けることで、都市部配送の普及に向けた課題点や安全性の確認が行われたのです。

UGV(地上配送ロボット)の詳細は不明ですが、ZMPのキャリロデリみたいなやつが使われたんでしょうか。ドローンとUGVの接続がポイントになりそうです。

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少しずつ、着々と、既存技術のピースが組み合わされて、画期的な新しい仕組み(イノベーション)が構築されつつありますね。もしかしたら、将来、マンションのベランダに、荷物が無人配達される時代が来るかもしれません。ドローンがベランダに荷物を投げ入れるんですね。

ドローンといえば、中国のDJIですね。2005年設立で、今や世界シェアの7割以上を握っていると言われるイノベーション企業です。

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もはや配送の仕事は10年後には9割以上消滅しているかもしれません。ピアノ配送設置とか、家具配送設置とか、書留配達とか、特殊な配送しか人類の仕事には残されていないでしょう。

※参考資料、千葉市ドローン宅配等分科会、配布資料一覧
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken/chibashi/dai3/shiryou.html

※参考資料、千葉市ドローン宅配等分科会、楽天株式会社提出資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken/chibashi/dai3/shiryou2.pdf