インテルがCMOS代替の新素子技術発表

Screenshot of newsroom.intel.com

CMOSの30分の1の消費電力でCMOSを置き換えるような新素子を発表って、衝撃的な題名なのですが、こういう記事を読んで自分なりに批評できるようにしておきませんとだまされちゃうことになって大変でございます。だまされないためにはCMOSとは何たるかを前提知識として持っている必要があります。

Nature の記事はこれですね。

https://nature.com/articles/s41586-018-0770-2

電子のスピンで情報を記録するというのですから、磁気メモリの一種なんですね。「磁気メモリを駆動する回路にCMOSが入ってんじゃないの?」とか言えたら合格です。

ムーアの法則を維持する方法は、微細化以外にもあって、それは世界中で毎日研究されているということなんですね。

こういうプレスリリースを見たときに、技術の熟成度がどれくらいなのか見極める技能が必要です。相変化メモリのOPTANEみたいに実用化されてるものと、こういうものは根本的に異なるものなんです。