1973年に日本で初めてのコンビニエンスストアが誕生してから、21世紀の今日に至るまで何度も「コンビニ限界説」「コンビニ飽和論」がささやかれてきました。コンビニ需要が飽和して、これ以上の出店は無理ではないかという議論です。
※出典、経済産業省、商業動態統計確報
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/kakuho_2.html
こちらのグラフによると、まだまだ年率3パーセント程度の販売額増加を継続しているようにも見えます。コンビニエンス業界は流通分野でイノベーションを続けていますから、限界はまだまだ来ないと考えることもできます。
他方、自動運転車、自動配送車が普及したらどうなるでしょう。コンビニも含めた店舗そのもの、全ての実店舗が危機にさらされることになります。「店舗が無くなる日」には、コンビニも無くなっているという訳です。
※参考書籍