AMDが米国時間で4月19日つまり、日本では本日2018年4月20日に、第二世代Ryzenプロセッサーを発表し、12nmプロセスの時代が正式に始まりました。今までは、インテルもamdも14nmプロセスのCPUを販売していました。ちなみにnmは、「ナノメートル」と読みます。1ミリの千分の1が、1ミクロン。そのまた千分の1が、1ナノメートルです。
さて、このニュース。みなさんは、ムーアの法則と、シンギュラリティ革命、AI革命との関連でどのように考えますか?
我々は、基本的な「気温」が変わったと考えます。「気温は12nmプロセス」ということです。
何が言いたいのかといいますと、みなさんは、今年が西暦何年で、今は何月で、気温は何度くらい、暑い、寒いと、すぐに答えることができると思いますが、
「メインストリームデスクトップPC用CPUの製造プロセスは何ナノメートルか?」と質問して答えられる人は少ないと思います。
コレに答えられるようにした方が良いですよ!ということです。
正解は、
「AMDが今日から12nmプロセスの時代に入った。これはシリコン原子54個分の太さです。」ということですね。
この数字は自分自身の将来の生活に密接に関係してくる大事な数字です。気温が変わったら衣替えをするように、CPUの製造プロセスが変わったら、我々も、ライフスタイルを変えなきゃなりません。というか、好むと好まざるとに関わらず、ライフスタイルが変わってしまうのです。だから、最新CPUの製造プロセスについては、常に感受性を尖らせてウォッチしていくべきですね。