moley robotics

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モーリーロボティクスは、イギリスのロボット会社です。世界初のロボットキッチンを製造している会社です。

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HPで配信している動画を見ると驚きます。機械で料理を作るんじゃなくて、ロボットが人間みたいな手つきで料理を造るんですね。後片付けして、バッチリの指サインまでしちゃいます。そして、人間の調理動作を「記録」して、アップロードして、世界中の人と共有することもできちゃうわけです。調理動作がソフトウェア化しているのです。これは明かに、人の動作がデータ化されているので、その部分について、人の労働が不要になっているのです。

この動画を見ると、モラベックのパラドクスを思い出さざるを得ません。それは、人工知能が、高度な知的労働よりもむしろ、赤ちゃんでもできるような人の顔の認識や手指の動きを代替することが困難であるという問題提起だったのですが、モーリーロボティクスの調理ロボットは、限定分野ですが手指の動きを代替することに成功しつつあるわけです。人の顔の認識についても、AIの画像認識が2015年に人類を超えたという論文がありますので、人類の代替に成功しつつあります。結局、1980年代に提出されたモラベックのパラドクスは、解決されつつあるということなのでしょうか。あるいは、人類だけできる仕事というものがどこかに残されているでしょうか。引き続き注視が必要だと思います。