https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2019/01kaigi.pdf
平成31年1月29日に内閣府が発表した月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料によると、今回の景気回復期が戦後最長の74ヶ月に達した可能性があるということです。
2000年ITバブル崩壊後の2002年2月~2008年2月(リーマンショック直前)までの第14循環が73ヶ月だったのでこれを超えているというわけです。しかし何とも実感の伴わない景気回復です。上記資料では中国経済の減速が指摘されています。それが世界経済に影響しないわけがありません。
ですから、このような「戦後最長の景気回復期間を更新」とかいうようなニュースは、「終わりの始まり」と捉えることが出来てしまう訳なんですね。ますます景気循環から目が離せない時代が始まりました。