セマンティック検索

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セマンティック検索技術は、WEB検索エンジンにおいて、入力された単語が当該ページに含まれているかどうか、という単純な検索ではなく、「同音異義語の考慮」、「要約情報の提供」、「関連情報の提供」という機能を提供するものです。入力された検索語の意味を考慮して、利用者が求めている情報を推測して提供する機能です。最大手の検索エンジンgoogle では 「ナレッジグラフ(Knowledge Graph)」という体系的知識データベースを構築して検索結果を生成しています。

※参考記事、国立国会図書館による紹介記事

http://current.ndl.go.jp/node/20862

例えば、検索窓に「時候の挨拶」と入力すると、自動的に「時候の挨拶 2月」と現在の挨拶を調べるための検索語候補が表示され、これをクリックすると現在にぴったりな時候の挨拶を知ることができるという仕組みです。また、「かいげん」と入力すると、平成が終わる2019年の大きな話題である「改元」という検索候補を表示し、これをクリックすることで元号が変わる時期の様々な情報を調べることができるのです。セマンティック検索では、同音異義語を同一視した検索結果を表示できますので、時には検索ワードがひとつも含まれていないページが検索結果の上位に表示されることもあります。

セマンティック検索は、おおざっぱに言えば、「博学な人間に質問したときの回答」のようなものを目指している検索エンジンの改良と言えます。人間みたいな回答を与えてくれるのです。この改良は毎日毎日、少しずつ進展しています。我々が気づかない内に、検索結果が少しずつ変わっているのです。