サブスクリプションは subscribe 署名する、契約する、定期購読するという動詞の名詞形subscription 予約購読の意味です。雑誌の定期購読なら分かるのですが、シェアリングエコノミーの時代には、クルマや不動産など、他の分野にも定期購読が増えてきています。アドビフォトショップやマイクロソフトオフィスなども定額制のソフトウェア提供を始めています。日本サブスクリプションビジネス振興会なんていう団体もできました。
そういえば、ラーメンの年間食べ放題なんていうのもありました。
※1日1杯ラーメン生活を提供している野郎ラーメンHP
http://www.yaroramen.com/
トヨタ自動車も、クルマの定期利用でKINTOというサブスクリプション事業を立ち上げました。
※トヨタ自動車、新会社「KINTO」を設立
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/26466090.html
住居のサブスクリプションサービスも始まります。
※定額住居サービスaddress
https://address.love/
「限界費用ゼロ社会」でジェレミーリフキンさんは、シェアリングエコノミーの特性について、「所有からアクセスへ」という標語を掲げました。必要なものや欲しいものはお金をだして買う、という行為が染みついている20世紀世代には理解しにくいことですが、21世紀は「買わない時代」になるんですね。サブスクリプションの時代になるわけです。「買う」という考えを捨てないとダメですね。ジェレミーリフキンさんの予言では、サブスクリプションの費用も限りなくゼロに近づくことになります。サブスクリプションですら過渡的な現象に過ぎず、最終的には無料になると言っている訳です。なんとも恐ろしい時代ですね。