O2O,オムニチャネル,OMO

角井亮一、図解オムニチャネル入門

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アメリカの動向を見ると、日本の数年後の変化が分かることがあります。株価や地価が半年~1年程度ずれていると良く言われますね。

アメリカでは、アマゾンプライム会員が、大手スーパーで特別の割引を受けられるサービスの全国展開が進行中とのことです。いわゆる囲い込みというやつですね。

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更に、クレジットカードをつくれば最大5パーセントのキャッシュバックを受けられ、whole foods market に設置されたamazon locker で荷物を受け取ったり返却したりすることが出来るようになっているそうです。そうなると、出かける先は、whole foods market だけで良いことになってしまいます。

もう便利すぎて、社会生活を送る上でアマゾンプライム加入は必須の条件となりつつあるようです。となると、プライム年会費3900円(アメリカでは年119ドル)は、アマゾン様に対する税金のようなものになりますかね?アマゾンは21世紀の新しいIT国家になったというわけですか!

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whole foods market は1978年創業の自然食品店が発展した高級スーパーマーケットを、アマゾンが2017年8月に137億ドルで買収したんですね!ということは、日本でも、どこかの実店舗がアマゾンに買収されてアマゾンロッカーを設置しはじめるかもしないし、楽天さんも実店舗を始めるかも知れないって事ですね!高級スーパーって、日本で言えば成城石井とかのことですかね。

このようにオンラインとオフライン(ネットに繋がっていない)を連携される商売を、online to offline(O2O)ビジネスと呼びますね。オムニチャンネルとも言います。オムニというのは「全体の」というような意味ですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オムニチャンネル
https://ja.wikipedia.org/wiki/オンライン・ツー・オフライン

さらに、オンラインとオフラインの境界線が無くなりつつある新しいビジネスモデルをOMO(Online merges with offline)と言います。

リーカイフー、AI世界秩序

この本の第5章「AIの4つの波」に「認知AI」というものが説明されており、AIの画像認識と音声認識が進化することにより、オンラインとオフラインの境界が消失すると言います。例えば我々が、「自宅のソファに座ったまま簡単な言葉を口にするだけで出前が注文できる」とき、オンラインに居るのか、オフラインに居るのか、判別がつかなくなりつつあります。中国深センのケンタッキーフライドチキンで試行されている顔認証決済もOMOの実践例です。要するにオンラインに入るためのパソコンやスマホが無くなる世界ということなんですね。

これからの時代は、効率化が究極的に進展しますから、少数の大企業が市場を寡占する傾向がますます強くなってくるかもしれません。韓国ではサムスンなどの財閥企業とそれ以外の企業の賃金格差が問題となっていますが、もう世界的に、市場寡占している大企業とそれ以外の格差はどんどん広がっていくと予想できます。

通販なら、アマゾンと楽天とヤフーショッピングとグーグルショッピング、このどれかに引っ掛からないと話にならないという時代が来るかも知れませんし、このどれかの通販とタイアップしないと実店舗も成り立たなくなるかもしれません。