音響攻撃でPCを破壊?

※米国セキュリティ会社ESETの記事、音響攻撃によりウインドウズのブルースクリーン出現の可能性
https://www.welivesecurity.com/2018/05/30/acoustic-attack-blue-screen-windows-computer/
 
※米国ミシガン大学と中国浙江大学の論文、意図的な音響干渉によりハードディスクとOSが破壊される仕組み
https://spqr.eecs.umich.edu/papers/bolton-blue-note-IEEESSP-2018.pdf

PCスピーカーによって、HDD内のヘッドクラッシュ防止センサーを誤動作させることができるという実験のようです。たしかにHDDの磁気ディスクとヘッドの隙間は、0.1ミクロン程度と言われており、ヘッドとディスクが接触するとディスク面に傷ができてしまうため、接触を防止するためのセンサーが必要なんですね。

これはまあ、HDDのファームウェア更新により多少対策できますし、SSD(ソリッドステートディスク、フラッシュメモリ記憶装置)の普及で危険は無いことになるのですが、フラッシュメモリだって、コンデンサに電荷を貯め込んでいるだけですから、強力な磁界や電界を掛けることによって誤作動させることは可能です。電磁波って、電子レンジに使われているものですね。ボーイング社が開発した電磁波兵器CHAMPの実験は既に成功しており、実用化寸前の状態となっております。

https://en.wikipedia.org/wiki/Counter-electronics_High_Power_Microwave_Advanced_Missile_Project

つまり電子機器を使う限り我々は、「すべてのデータを一瞬で失う」可能性があるということですね。

一応例外として、アモルファス(非晶質)と結晶質の違いという物理的データを保存する相変化記憶メモリの場合は、電磁波と振動の両方に強いことになりますが、相変化記憶メモリの場合は熱には弱いことにはなりますね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/相変化記録技術

動物や人間の記憶の場合は、脳細胞のシナプスの物理形状の中に記憶が保存されているようです。ということで電磁波や振動には強いかも知れませんけど、それもまあ病気で失われることもありますね。

http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150529_2/

生物が編み出した究極の記憶方法は、DNAですね、二重らせん構造。複製されて、受け継がれていきますね。人間社会では名字が受け継がれていますね。

やはり、デジタルデータに頼りすぎるのは良くないということですね。我々は生物ですから、生物本来の記憶も大事にしていった方が良いかもしれませんね。