パナソニック太陽電池撤退

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パナソニックが太陽電池の生産から撤退する方針であるという報道がありました。2021年度中にマレーシア工場や島根県の工場での生産を終了す方針ということです。旧三洋電機時代の2000年代には世界で上位シェアにありましたが、中国メーカーとの価格競争で採算が悪化していました。世界最高の発電効率を持っていた三洋電機のアモルファスシリコンHITパネルを引き継いだ事業でしたから、これが撤退するというのは驚きです。

※参考記事、太陽電池技術としては初。パナソニックが「アモルファス/単結晶シリコンヘテロ接合太陽電池の開発と実用化」で市村産業賞を受賞

https://news.panasonic.com/jp/topics/2015/43668.html

これは一面で残念なニュースですが、他面で、逆の見方をすれば、生産性革命は停滞することなく継続しており、太陽光発電パネルの価格は順調に下がり続けているし、これからも下がり続けるだろうということを意味します。無料エネルギーの時代は着々と近づき続けているということです。

トランプ主義はmake america great again と言ってTPPから撤退し、雇用を回復すると主張して生産性革命に背を向けましたが、それは時代錯誤というものでしょう。生産性革命という現実を直視し、これに合わせて変わっていく態度が求められています。パナソニックの偉い人は、新しい付加価値に目を向けているのです。価格の下がった太陽光発電を利用する態度なんですね。価格が下がるから困ったというのではなく、下がったから良かった、もっと下げちゃえ、という考えなんですね。

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