センター試験偏差値64.1


Screenshot of www.nii.ac.jp

少し昔のニュースですが、復習してみたいと思います。

センター試験偏差値64.1

国立情報学研究所NIIとNTTは、共同開発した人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の一環として、大学入試センター試験(共通テスト)の英語筆記科目に挑戦した結果、2019年センター試験の英語筆記本試験において185点(偏差値64.1)の極めて高い成績を達成しました。NTTがこれまで継続的に取り組んできた、センター試験の英語科目の自動解答技術や深層学習を用いた自然言語処理に関する知見を適用することで、最新の深層学習による機械読解技術を単純に適用した場合の成績に対し30点以上(偏差値約7相当)の改善を実現したといいます。


エキスパートシステム

これは人間の赤ちゃんが持つ能力を機械化した汎用人工知能とは違います。「英語の試験問題の解答を作成する」という特定目的に特化したプログラム(エキスパートシステム)です。センター試験で9割取れるからと言って、そのAIに話しかけたら人間同様の複雑な問答ができるという訳ではないのです。しかし、特定の目的に特化して課題を与えた場合の処理性能は自然言語処理の場面においても確実に人類の能力を凌駕しつつあるということです。

抜かれた事実

英語偏差値64.1とはかなり背中が寒い数値です。といいますか7割方の大学受験生は抜かれてしまったのではないでしょうか。抜かれた現実を直視する必要があります。その7割の大学受験生は身の振り方を考えるべきでしょう。彼らが大学を卒業するころ、AIに対抗できる仕事の内容はどうなっているか。それは間違いなく、「読み書きソロバン」みたいな単純な勉強の能力では無いということになるでしょう。そういうものは全て機械で置き換わり、そういうことで金銭を稼ぐことは不可能になるでしょう。

※参考記事

AIの画像認識率が既に人類を超えてる件

AIの音声認識率も既に人類を超えてる件

SQuAD

シンギュラリティ「来ない本」


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。