Qコマースの時代


日経ムック、物流革命

シンギュラリティ革命は、物流革命でもあります。ですから、物流革命を学ぶことはシンギュラリティ革命を学ぶことになります。

こちらの本では、Qコマースの進展状況が説明されております。Eコマース(ネット通販)じゃなくて、Qコマースです。それはQuick Commerce つまり、迅速な宅配サービスで、だいたいクリックしてから30分以内で商品が配達されてしまうビジネスです。30分というと、家から出かけて帰って来るまでの時間よりも短くなってしまいます。実店舗を完全に消滅させる可能性のあるビジネスモデルということになるでしょう。今まで、ネット通販、Eコマースは、実店舗販売に対して、「価格」や「品揃え」で対抗してきましたが、「商品ゲットタイミング」では、どうしても実店舗に勝つことはできませんでした。それが、アマゾンなどで「当日配達サービス」が始まり、実店舗の優位性が徐々に低下しつつありましたが、Qコマースでは30分以内の配達ということで、商品取得タイミングでも、実店舗を打ち負かす可能性が出てきたのです。もうこうなると、「商品を手に取って選べる」という事以外のすべての面で、ネット販売が優位に立つ時代が目前まで迫っているかもしれません。

Qコマースの例

※ドイツベルリン発祥デリバリーヒーロー傘下、フードパンダ

Screenshot of www.deliveryhero.com

※10分で届ける宅配専門スーパー「OniGO」

Screenshot of onigo.club

※ダークストアから日用品デリバリーを行う出前館のサービス、ヤフーマート

Screenshot of mart.yahoo.co.jp

※フィンランド・ヘルシンキ発祥、ウォルト

Screenshot of wolt.com

ダークストア

驚きました。onigoなんかは10分で宅配するとうたっています。「ダークストア」という宅配倉庫が住宅街などに配置され、そこから自転車とかバイクで短時間の宅配をやってしまうのですね。店舗が無い「ゴーストキッチン」「クラウドキッチン」というものがありますが、スーパーマーケットも「ゴースト化」「クラウド化」するという事のようです。

宅配ピザの進化

そういえば、宅配ピザなんかは30年前から30分で配達すると言って商売していましたが、あれは基本的に1枚2千円とかの単一商品であるピザを宅配するというビジネスモデルだったのですが、技術革新により、パワーアップしているということなんですね。

そして、宅配ロボへ

アメリカでは実用化されていますが、歩道を低速で進行できる自動運転宅配ロボや、宅配ドローンの実用化が目前まで迫っています。日本ではzmpが実証実験をやっていますね。

Screenshot of www.zmp.co.jp

宅配ロボが玄関に来たら、「ちちんぷいぷい、扉をあけて!」と話し掛けたら、宅配ロボの扉が開いて荷物を取り出せるようになるでしょう。ロボットですから、この宅配料金は限りなくゼロに近づきます。実店舗よりもダークストアの方が経費が掛かりませんから、商品そのものも、安くなります。


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