データセンターなどの通信ICで急成長している米国IDTとルネサスが7300億円で買収合意したとのことです。
https://finance.yahoo.com/quote/IDTI/
恥ずかしながら存じあげませんでしたが、IDTって、れっきとした時価総額60億ドル(6600億円)のナスダック上場企業なんですね。これがルネサスと友好的に買収合意したということです。ちなみにルネサスの時価総額は114億ドル(1兆2575億円)ですから、かなりのチャレンジですね。
そのこころは、「自動運転時代への生き残り戦略」だということです。ルネサスは車載コンピューターで世界シェアを握っていますし、IDTはデジタル・アナログ混在ICの開発が得意なのですが、自動運転時代への生き残りのためには合併するしか無い、という判断なんですね。もう、ゲームチェンジが目前に迫っているという危機感があるんですね。「ガソリン車販売禁止国リストの記事も御参照下さい。皆さんも是非、ゲームチェンジの息吹を感じ取っていただきたいと思います。管理人なんぞから見ますと、自動運転時代に対応するならnvidiaの株を買えば良んじゃないの?とか思いますが、そのような単純な問題ではないのかもしれません。