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昭文社が希望退職者を募集

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120181213449363.pdf

---引用開始

1.希望退職者の募集について
(1)希望退職者の募集を行う理由
当社の主力事業である出版事業および電子事業においては、厳しい事業環境のもと長期化する出版不況や無料ナビアプリの影響により業績悪化が続いております。このような状況の中、当社では今後の業績拡大を目指し、新規事業である旅ナカ事業への転換を図るべく注力してまいりました。またそのため経営資源のシフトを推し進めてまいりましたが、人的リソースの再配置は事業ごとの職種専門性の性質から遅れている結果となっております。
厳しい経済環境の中、早急な業績回復を実現するには既存事業の効率化と新規事業における事業拡大が最重要課題であり、今後さらなる構造改革を進め収益改善を実現するためには、事業戦略に沿った人員体制の適正化が不可欠であると判断し、今回希望退職者の募集を行うことを決議いたしました。
(2)希望退職者の募集の概要
① 対 象 者 45 歳以上の従業員(一部グループ会社を除く)
② 募集人数 80 名程度
③ 募集期間 平成 31 年 2 月 1 日~平成 31 年 2 月 28 日
④ 退 職 日 平成 31 年 3 月 31 日
⑤ 支援内容 希望退職者に対し、退職日時点における会社都合退職金に加え、特別加算金の支給を行うとともに、再就職支援を行う。

---引用おわり

昭文社、これはもう昔から大変お世話になっている地図の出版社ですね。いまから30年近くさかのぼる1990年代、ドライブに出かけるときは助手席の人が地図とにらめっこでした。ドライブマップは助手席ドアポケットとかグローブボックスに常備されていたんですね。家ではドライブの計画を練るために同じ道路地図を見て家族で議論していました。つまり、ドライブマップを2冊購入して使っていたのですね。紙だから破れたりしますし、道路が更新されると古くなるので、定期的に買い換えていましたね。毎年じゃないけど数年に一度購入していました。その時は必要なものなので高いとも何とも思わず買っておりました。

それがカーナビ時代になってガラリと変わりました。助手席の地図は無くなり、カーナビに行き先を入力する作業が助手席の人の仕事になりました。最初は20万円以上したCDカーナビですが、DVDナビに変わり、SDカードのメモリー式に変わりました。10万円、5万円、2万円と価格が下がっていきました。

そして2018年現在、カーナビ機能はスマホに無料で搭載されています。家で旅行の計画を練るときもスマホで行きたい場所を検索すれば地図も施設も縦横無尽に調べることができます。勿論、カーナビの地図データは昭文社さんが作成しているのですが、そのデータ作成も、AI人工知能の進化によりどんどん簡単になってきています。

その原因は、2015年のILSVRCでディープラーニング画像認識エンジンが人類の画像認識率を超えたことです。

ILSVRC

AI人工知能は疲れることなく24時間、わずかな電気代だけで画像認識の仕事をやり続けることができます。このことがもたらす帰結なんですね。フーリエ変換を勉強したことがある人は分かると思いますが、画像も音声も嗅覚も、全部、同じ離散データとして扱うことができますから、画像認識で人類を超えたということは、音声認識でも、嗅覚認識でも超えたということなんですね。そして、これは難しいところですが、「意味認識でも人類を超え得る」ということになるわけなんですね。普通の人間の普通の知的労働はすべてコンピューターにやって貰うことが可能となる時代が目前まで近づいているのかもしれません。