チューリングテスト、中国語の部屋、コーヒーテスト

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人工知能が完成したかどうかを確かめる方法が様々考案されてきましたが、チューリングマシンの考案者アラン・チューリングが発案したのが「チューリングテスト」です、これは文字列のやりとりだけで、「相手が人間だと間違えさせることができれば、それは人工知能と言える」というテスト方法です。

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哲学者のジョン・サールは、「中国語の部屋」という比喩で、チューリングテストをパスしても機械が知能を獲得したとは言えないと主張しました。中国語を理解しない英国人が、マニュアルに従って記号処理して、中国語の文章をやりとりして、チューリングテストに合格したとしても、中国語は全く理解していないのだという主張です。

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アップル創業者スティーブ・ウォズニアックは、「知らない家に上がってコーヒーを入れる機械を我々は決してつくれないだろう」と予言しました。これが出来れば「汎用AI」が実現されたと判定できるのではないかと言われています。発案者の名前を取って、「ウォズニアックテスト」とも言います。

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文字のやりとりで人間と会話するプログラム=チャットボットの性能は日々向上しています。限定された条件の下で、チューリングテストに合格したプログラムも出現しています。仕事の場面で、電話のやりとりで、AIがチューリングテストに合格したとき、その仕事に関して全ての人類は失業することになるのです。失業というとマイナスの印象があるかもしれませんが、その仕事を機械が代わりにやってくれるので仕事をしなくて良くなるという事です。仕事をしなくても、恩恵を受けることはできます。どのような形の恩恵か分かりませんが、生産物の価格が低下したり、ベーシックインカムを受給できるようになったりするということになります。価格の低下が究極的に進展すると、全ての商品サービスの価格がゼロになり、ベーシックインカムさえ不要になってしまうでしょう。

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