これは、いわゆるROMベーシックを動かすことができるワンボードマイコンなんですね。シンギュラリティを乗り越える場合に、自分自身が直接プログラミングするわけじゃなくても、プログラミングの何たるかを理解して実践することは大事だと思います。オブジェクト指向構造化プログラミングとか複雑なことは知らなくても、ROMベーシックは意外に機械語に近い性質があり、ロムベーシックを学ぶことによりコンピューター(チューリングマシン)の本質を学ぶ(体感する)ことができます。
昭和の時代の大人達は、パーソナルコンピューターが無い時代から、TK80とかPC8001とか、MZ80Kとかを見て驚がくしたり、自分で雑誌のプログラムを入力して動かしたりという経験が沢山あって、パソコンが徐々に進化していく様を同時期に体験することができたのですが、21世紀の子供達は生まれた時から3DCGのゲームがスマホとかタブレットで動いているのを目の当たりにしているので、20世紀の人々よりもコンピューターの仕組みを理解しにくい条件にさらされていると思います。この条件から抜け出すために、わざと低機能なロムベーシックマシンを弄り倒すことが必要になってきます。
※開発元HP
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