1921年7月11日ヒトラーのナチス脱党宣言

村瀬興雄、アドルフ・ヒトラー「独裁者」出現の歴史的背景

教養とは何かと言えば、歴史のポイントを学び、自分なりの思索を加えて意見を述べることができるかどうかだと思います。自分の考えを持っているかどうか。人類史上最悪の被害をもたらした第二次世界大戦について、有機的な理解を得ているか、これは非常に大切な事だと思います。中学・高校・大学と、何を勉強していたのかが問われるのです。

例えば、第一次世界大戦の発端と言われるサラエボ事件がどのように影響していったのか。1921年に始まったワシントン会議は、どのように太平洋戦争に繋がっていったのか。この問題について自分なりの解釈を持っているかどうかです。

第二次大戦前のハイライトは、宥和政策の象徴的事件である1938年のミュンヘン会談ではなく、1921年7月11日ヒトラーのナチス脱党宣言だと思います。ヒトラーは、1921年7月11日からの1週間でナチスの独裁権限を確立することに成功しました。ヒトラーは何故脱党宣言をしたのか、脱党宣言後にどのように事態が展開したのか、自分なりの理解を確立しておくべきでしょう。

なぜこんなことを書くかといえば、21世紀のシンギュラリティ革命においても1930年代と同じような大変革がやってくると予想されるからです。時代の流れに影響されない、自分自身の確固たる信念を築き上げる必要があるのです。

※21世紀の新旧対照表

シンギュラリティ表

20世紀と21世紀の違い、シンギュラリティの前後でどのように変わるのか、一覧表にしてみました。当然、就職先や投資先は右側の「新体制」に属する企業を目的とすべきでしょう。左側の「旧体制」企業は、少しずつでも右側の方に移行できるように努力し続けなければ生き残れません。
項目旧体制新体制
西暦20世紀21世紀
価値の源泉人間中心主義データ主義
経済資本主義(金利あり)シェアリングエコノミー(金利なし)
人口増加減少
物価上昇(財産の囲い込み)下落(協働型コモンズを無償利用)
通貨政府発行の法定通貨(基軸通貨はドル)暗号通貨(主要通貨はビットコイン)
企業大企業ビジネス株式会社小規模、非営利団体NPOボランティア、ソーシャルビジネス
労働雇用契約の必要あり。正社員パーマネント契約。必要ないがやるなら単発の仕事(ギグ)。パートタイム業務委託契約。
生産工場でNC加工家庭で3Dプリンティング
収入給与ベーシックインカム
コンピューターノイマン型(プログラムで動く)データ駆動型、ディープラーニング型(NN機械学習で動く)
インターネットクライアントサーバーモデル(中央集権)ピアツーピアによるブロックチェーン(分散台帳)
流通・小売業デパート百貨店、商店街百円ショップ、無人コンビニ自動販売機、ネット通販
モノとヒトの関係所有アクセス
情報紙媒体を購入インターネットで無償取得
著作権・知的財産権保護廃止(海賊党運動)
エネルギー有料の化石燃料を給油無料の太陽光エネルギーを充電
自動車内燃機関エンジンの自動車を購入して人間が運転電気モーターのカーシェアリングをコンピューターが自動運転, MaaS
衣類背広、プレタポルテ(高級既製服)wear something→ユニクロ,ZARA,H&M,Gap
食料高価(働かざる者くうべからず)安価(限りなくゼロ、無料に近づく)
住居住宅ローンで新築住宅を購入空き屋に無償で入居
不動産価値の源泉価値無し(VR・ARへ移行)
家族夫婦と子供2人単身世帯
主要団体国民国家NGO,NPO
必要な勉強暗記型、教科書を習得する討論型、答えの無い問題を切り拓く
資格・学歴価値があるし必要価値は無く不要(学びは必要)
飲食店・店舗多様性無人コンビニへ集約
主要議題開発・発展持続可能性SDGs
世界観開発の物語新しい物語

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