OECD先行指数が急落

Screenshot of data.oecd.org

こちらは投資家(ベーシックインカム不労所得者、中高年者)向けの記事になります。

oecd経済開発協力機構の景気先行指数composite leading indicator(CLI)ですが、いつも2か月後位にデータ発表されていたのですがこのところ昨年12月までで更新が遅れておりました。なんでかなあ、何か考えているのかなあと思っておりましたところ、突然3月までの急落の数値を出してきました。なんと、見たこともない様な急降下です。もちろん、新型コロナウイルスで150万人が感染し、8万人以上が亡くなっているというのですから1918年スペイン風邪以来のパンデミックということになりますので見たことないのも当然かもしれません。

過去の主な底値と3月の値を比較してみます。100というのが長期平均値です。

2001-9 98.63 ITバブル崩壊後最低値、米国同時多発テロ

2003-3 98.51 イラク戦争、中国SARS新型肺炎流行開始

2009-2 95.7 リーマンショック後最低値

2020-3 98.77 新型コロナウイルス流行

この数値を見ますと、3月が景気の谷になるということは考えにくいことが分かります。少なくとも今から半年の間、停滞期を脱することはできないと考えるのが自然です。ということは、いろんな金融商品の絶好の買い場になるということです。ポイントは「半年間に分散して購入すること」、「買いたくない気持ちを振り切って買う」ということになります。ここで買えるかどうかが勝負の分かれ目になります。

※参考書籍

ハワードマークス、投資で一番大切な20の教え

ロバートハグストローム、株で富を築くバフェットの法則


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