仮想通貨POS

Screenshot of pundix.com

https://ja.wikipedia.org/wiki/Pundi_X

https://pundix.com/product

仮想通貨POSが日本のアマゾンで販売されているのを御存じでしたか?35000円だそうです。

PundiX,XPOS

我々が持っているスマホで仮想通貨の取引ができるのですから、仮想通貨で決済するPOSがあっても何の不思議もないですね。仮想通貨決済専用のスマホと言っても良いでしょう。仮想通貨のATMが普及し始まっていますが、機能的にはこれとほとんど同じです。仮想通貨POSやATMに生体認証機能が追加されることになるでしょう。

Screenshot of moneykit.net

ソニー銀行のSony BANK wallet は11法定通貨対応のVISAデビッドカードですが、この決済通貨に仮想通貨が加わることも十分あり得るわけです。ビットコインで引き落としされるcoinbasecard はすでにイギリスで利用開始されています。

Screenshot of www.coinbase.com

XPOSは、VISAデビッドカードを所持していなくても、仮想通貨での支払いを可能にする機械です。将来的に、POSのキャッシュレス支払い機能がどんどん充実してくることが考えられます。自国法定通貨以外の決済手段を提供するPOSが増えることが予想されます。

キャッシュレス決済の普及に伴い、引き落とし通貨の種類も拡大する可能性があるわけです。外貨預金口座からの引き落としや、仮想通貨からの引き落としや、証券口座からの引き落としができるようになる可能性があります。

そうなった場合、「法定通貨」も、「仮想通貨」も、「証券口座のETF」も全く同列に比較されることになります。人気が無い資産は価値がどんどん下がり、人気のある資産は価値がどんどん上がっていくのです。それは従来「インフレ」「デフレ」と呼ばれてきた現象ですが、決済手段の多様化に伴ってこれが常態化していくことになります。そのインフレやデフレの動きが、従来の常識では考えられないボラティリティを持つ可能性があります。

例えばトルコリラ円ですが、2008年から10年以上にわたって下落し続けています。トルコリラの購買力が下落し続けているのです。トルコの国民はどうやって資産防衛しているのでしょうか。エルドアン大統領が「保有しているドルやユーロなどの外貨資産や金塊を売って、リラに換えてほしい」と国民に訴えたというニュースがありますので、おそらくドルやユーロや金塊に逃避しているのでしょう。「トルコのドル化」と呼ばれる現象が起きています。

https://www.google.com/search?q=トルコリラ円

https://www.google.com/search?q=トルコのドル化

決済手段の多様化により、あらゆる資産アセット間の競争が激化しているのです。自国法定通貨と言えども安泰ではありません。日本人は農耕民族で貯蓄率も高い気質がありますので、この変化に乗り遅れる危険も高いと懸念されます。気持ちを切り換えていかなければなりません。

※参考記事

ビットコインATM

仮想通貨VISAカード


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