https://www.google.co.jp/search?tbm=nws&q=github買収MS
マイクロソフトがgithubを75億ドル(8200億円)で買収したというニュースが入ってきました!
創業CEOのChris Wanstrathは、「10年前githubが最初に始動した時、私はこんなことになるとは思いもよりませんでした。gitはパワフルなツールですが、ニッチなツールでしたし、クラウドは本当に空の上の雲のようなもので、マイクロソフトは全然違う世界の会社だったのです。オープンソースとビジネス界は、その当時、水と油のようなものだったのです。」と述べています。
github って、最初に見たのはコンピューター将棋のプログラムの配布場所としてリンクされてたのを見たときですね。
http://hiraokatakuya.github.io/apery/
ここですね。
その次は、日経ソフトウェアという雑誌で「自宅PCで人工知能を動かそう」みたいな企画で、TensorFlow をgithub からダウンロードしてインストールしてみようみたいなことが書いてあったのを見たんですね。
https://github.com/tensorflow/
これですね。
どうしてオープンソースのソフト開発者は皆 github に集まるのだろうと思いましたが、そのココロは、git バージョン管理システムを使いやすく実装したということにあるようですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Git
マイクロソフトはつい先日、Azure Sphere OS が Linux Kernel を採用したという記事がありました。ウインドウズとかオフィスとかのライセンスビジネスをやってきたわけですが、オープンソースの世界に大きく舵を切ったと言われていますね。
OSの世界ではlinux が大きなイノベーションになりましたし、AIの世界では、tensorflow が大きなイノベーションになりつつあるわけです。そしてこの開発は、オープンソースで、自由に議論を闘わせながら進められているということです。
料金体系は、オープンソースだと無料で、プライベートだと月7ドルからの有料プランを選ぶことができる仕組みのようです。dropbox みたいなクラウドサービスの一種ですね。これからのソフトウェア開発は、git を使った共同作業が中心になっていくという事なんですね。もう、毎朝電車に乗って通勤する必要は無いですね。自宅PCからgithub にログインするだけで良いんです。
これはソフトウェア開発の場面での話ですが、これからは、どんどん、様々な分野で、web上の共同作業が可能になってくることが予想できますね。いちいち顔を合わせて仕事をする必要は無いわけです。github みたいな共同作業のプラットフォームにアクセスすれば良いのです。まさに「働き方改革」ですね!