JFE京浜高炉休止

Screenshot of www.jisf.or.jp

https://www.google.com/search?q=jfe京浜&tbm=nws

JFEスチールは、1912年に川崎で設立された日本鋼管(NKK)と、1950年に設立された川崎製鉄が2002年に合併して設立された会社ですが、その発祥の地の高炉が休止され、他に、シャフト炉、焼結設備、コークス炉、転炉、電気炉、連続鋳造機などで全敷地の半分(約250万平方メートル)にあたる設備も休止になると言います。

首都高速道路で湾岸線を走っていると扇島の巨大な煙突やサイロが見えますが、アレですね。250万平方メートルって、とてつもない広さですが、100メートル四方が1ヘクタール(1万平方メートル)ですから、250ヘクタールってことですね。東京ドームが4.7ヘクタールですから、東京ドーム約50個分の広さということですね!これが消えるわけです。もの凄いことが起きています。

シンギュラリティを乗り越えなければならない21世紀の子供たち、オジサンおばさんたち、とにかく全員で、この時代の流れを感じ取りましょう。100年以上の川崎の製鉄の歴史が終わるのです。これは象徴的な出来事です。我々は100年に1度の時代の変化にを目撃しているのです。

何が起きているのか、キーワードを箇条書きにしてみます。

  • 製鉄所(特に低品質安価用途向け)が日本から、中国、韓国、インドに移っている。
  • シェアリングエコノミーで、あらゆるモノを共同利用するので少量の生産で足りるようになってきた。
  • 若者のクルマ離れ。格差拡大でお金が無くてクルマを買えなくなった。買う気力も消え失せた。七放世代。
  • maas(mobility as a service)が進展して、自家用車からサービス提供会社の車に移行しつつある。絶対的な生産量の減少。
  • 鉄から、プラスチック、カーボン繊維CFRPへの移行。
  • 先進国の人口減少による需要減少。
  • 生産性革命により、あらゆるモノの価格が低下し続けている。
  • ハードウェアからソフトウェアへの移行。
  • 重工長大産業から軽薄短小産業への移行。
  • 第二次産業(製造業)から第三次産業(サービス業)への移行。

勿論、鉄鋼業も第二次産業も消えて無くなってしまう訳ではありませんが、それは20世紀の姿とは異なっていくだろうということなんですね。

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