ブルックスブラザーズ連邦破産法11章申請

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アメリカ歴代大統領に愛されたスーツブランド、ブルックスブラザーズが連邦破産法11章、日本の民事再生法に相当する手続きの申請をしたというニュースがありました。いわゆる「チャプターイレブン」というものですね。ボタンダウンシャツを発明したり、ラルフローレンの前身になったりした老舗ブランドなんだそうです。

1818年創業ですから、202年で倒産したことになります。ブランド価値は有りますので、今後は、ブランドの競売を経て新たなスポンサーのもとで事業継続が模索されることになります。

今まで2回の世界大戦や、2000年ミレニアムバブルや、2008年リーマンショックも乗り越えてきたのに、今度のコロナショックは乗り切れなかったということになります。グーグルやアップルなど世界的IT企業のドレスコードが wear something と言われ、高所得者がスーツを着なくなったということが原因のひとつかもしれません。IT企業では寧ろネクタイをしているとダサい、仕事が出来ない人物と見られてしまう傾向があるんだとか。ジーンズにTシャツというラフな格好で商談に来なければならないわけです。

それはもちろん、自宅ガレージでアップルコンピューターを創業した、スティーブジョブズとスティーブウォズニアックの風貌に由来することです。

スティーブジョブズの伝記を沢山読め!

ジョブズはアップルが成功した後でも高級スーツを着ることはありませんでした。シンプルな黒シャツを好んで着ていましたね。ジョブズのファッションセンスが、wear something に影響したと言えます。だから、「ジョブズがブルックスブラザーズを倒産させた」と言っても過言では無いのです。

202年の企業が倒産しているということは、200年に1度の大波が来ているということを認識する必要があります。実感は持てないかも知れませんが、今まさに「第二次世界大戦よりも凄いことが起きている」ということです。超巨大ビッグウェーブです。

 アマゾンプライムビデオ、ビッグ・ウェンズデー(字幕版)

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時代に翻弄される若者を描いた1978年のアメリカの青春映画ビッグウェンズデーを思い出しますね。伝説の大波がついに来たのは、時代が変わったことを意味し、自分も若者から大人へ変わるのだ、というようなテーマだったと思います。とにかくデカいということを意識して下さい。

※参考記事

kaggle

大沼百貨店倒産

 


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