常温核融合


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1989年にユタ大学の研究者が報告して世界中で追試が行われましたが、再現性が悪かったといういわくつきの研究が、21世紀に入って復活の兆しが見られています。

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とうとうnedo 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助金事業に採択され、2018年8月には「過剰熱」のレポートが公開されています。過剰熱というのは、実験設備に投入した総熱量を超える発熱(エネルギー)を生じたという意味です。しかも、その発熱量が酸化などの「化学反応」では説明がつかないレベルの(1万倍以上の)大量な発熱だというのです。化学反応じゃなければ「核反応」があったのか、と言われているわけです。2015年から17年にかけて世界14ヵ国に国際特許が出願されて2017年には成立しています。

※あいちシンクロトロン光センター報告

https://www.aichisr.jp/content/files/seikahoukoku/2017/5S2_201703019.pdf

※google patent「水素吸蔵金属または水素吸蔵合金を利用して熱を発する発熱体セルを用いて安定して熱を得ることができる発熱システム」

https://patents.google.com/patent/JP6066143B1/ja

しかしこれは本当に核融合かどうか未確認であり、「金属水素間新規熱反応」とか、「凝縮系核反応」とか、「量子水素エネルギー」などと呼ばれています。

https://www.cleanplanet.co.jp/wp-content/uploads/210928_NR_Miura_CleanPlanet_jp_final.pdf

クリーンプラネットと三浦工業では、2021 年4 月から、量子水素エネルギーによる 1 キロワットの熱エネルギー放出のための実用化開発も始まっています。三浦工業はレッキとした上場企業であり、冗談なんかではございません。勿論、上場企業が絶対に間違えないという保証もないわけではありますが。

核融合と言えば、太陽のエネルギー源であり、1億度℃以上に熱した重水素を超電導磁石で閉じ込めて核融合反応を起こすという「正攻法」の計画も進行中ですが、cold fusion の可能性も捨てきれず、同時並行で研究開発が進められているのです。cold fusion って、ベータ崩壊の逆みたいな事なんでしょうか。

この新規熱反応は、ファラデーが電気を実験したり、マクスウェルが電磁波を予言したり、アインシュタインが相対論を発表した頃の人類の状態に似ていると思います。そのエネルギーが何なのか良く分からないけど、とにかく実験して、その仕組みを解明しようと努力している状態です。その新しい技術が、数十年後に我々の生活を一変させているかもしれないのです。勿論、なにも起きない可能性だってありますが、それに注意を払い続ける態度が必要なのです。

※参考記事

核融合の現在地点


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