高学歴貧困

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高学歴なのに貧困に陥ってしまう現象を「高学歴貧困」と言います。ネット検索しますと、韓国の高学歴貧困が深刻であるとか、トランプ大統領が当選した理由に高学歴貧困層の怒りがあるなど、様々な記事がヒットします。もちろん日本にも見られる現象です。「高学歴貧困女子」という言葉もあるようです。

※厚生労働省平成29年賃金構造基本統計調査より、学歴別収入分布

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/dl/03.pdf

厚労省の賃金構造基本統計調査によると、平成29年時点でも高学歴で収入が高くなる傾向というものは、全体的傾向として維持されていますが、「高学歴貧困」という言葉が生まれたのは、一般的傾向に当てはまらない、少数の例外的事例が増えてきて目立つようになってきたということを意味すると思います。また、学歴別の収入差が、若年になるに従って縮小している傾向が読み取れます。前年比の数値を見ても、大卒の収入が減り高卒の収入が増えていますので、学歴別の収入差は減少傾向にある様です。男女を比べると女子の方が収入差は少なく、女性の方が「高学歴なのに貧困」という状況に陥りやすい傾向を示しています。

まとめますと、次のようなポイントになります。

・高学歴でも貧困に陥るケースが増えている。

・高学歴貧困は、日本だけでなく世界的な現象である。

・男子よりも女子の方が、高学歴貧困のリスクが高い。

これを踏まえて、子供達、社会人の方々の考え方のヒントを列挙してみたいと思います。

子供達の考え方

・高学歴で収入が高くなる傾向は残っているが、弱くなっている。

・学歴とは別の要素が台頭してきている。

・勉強は頑張るべきだが、それ以外の要素(コミュニケーション能力、ITリテラシー)も学ぶべきである。

社会人の考え方

・高学歴なのに収入が上がらなくても当然である。

・低学歴でも収入を上げるチャンスは有る。

・学歴は忘れ、学歴以外の要素を毎日探索せよ。

要するに「ゲームチェンジ」の結果として、高学歴貧困は発生しているということです。学歴を積んで収入を上げるというゲームが終わり、新しいゲームが始まっているのです。新しいゲームのルールを観察し、それに合わせて自分を変えていくという態度が求められています。

ゲームチェンジ

※参考書籍

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