SDGs

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SDGs(sustainable development goals)は、2015年9月の国連総会で採択された、国連開発計画が推進する、持続可能社会を実現するための目標のことです。

具体的には、次の17の項目があります。

1、貧困をなくす ・・・いかなるところでも全ての形態の貧困を終わらせる。
2、飢餓をゼロに・・・飢餓を終わらせ, 食料安全保障と栄養改善を達成し, 持続可能な農業を推進する。
3、全ての人に保健と福祉を・・・健康な生活を保証し, 全ての年齢層の全ての人々の良い暮らしを推進する。
4、質の高い教育をみんなに・・・全ての人々に, 包括的で公平な, 良質な教育を保証し, 生涯にわたる教育機会を促進する。
5、ジェンダーの平等・・・女性と女児に対するあらゆる形態の差別に終止符を打つことは、基本的人権であると同時に、他のすべての開発領域に対して波及効果があります。
6、安全な水とトイレを世界中に・・・水不足の影響は、全世界の人の40%に及んでいますが、この驚くべき数字は、気候変動の影響によって地球の気温が上昇するにつれ、さらに大きくなることが予測されています。
7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに・・・化石燃料に依存し、温室効果ガスの排出量増大をもたらすグローバル経済は、私たちの気候システムに大きな変化をもたらしています。
8、働きがいも経済成長も・・・すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する。
9、産業と技術革新の基盤をつくろう・・・強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る。
10、人や国の不平等をなくそう・・・世界の最富裕層の10%が全世界の所得の40%近くを占有しています。所得の不平等の高まりは、紛れもない事実です。
11、住み続けられるまちづくりを・・・極度の貧困は都市部に集中することが多いため、国も自治体も、都市部の人口増加への対応に苦慮しています。都市を安全かつ持続可能にするためには、安全で手頃な価格の住宅へのアクセスを確保し、スラム地区の改善を図らなければなりません。
12、つくる責任つかう責任・・・経済成長と持続可能な開発を達成するためには、私たちが商品や資源を生産、消費する方法を変えることで、エコロジカル・フットプリント(人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値)を早急に削減することが必要です。
13、気候変動に具体的な対策を・・・気候変動の深刻な影響を目の当たりにしていない国はありません。温室効果ガス排出量は増加の一途をたどり、現在では1990年と比較して50%以上増えています。しかも、地球温暖化は私たちの気候システムに長期的な変化を及ぼしており、私たちが今すぐ対策を講じなければ、取り返しのつかない結果となる可能性があります。
14、海の豊かさを守ろう・・・世界の海洋はその水温、化学的性質、海流および生物を通じて、地球を人類が住める場所にするシステムを構築しています。この極めて重要な資源をどう管理するかは、人類全体にとって、そして気候変動の影響への対策にとって、本質的な課題となっています。

15、陸の豊かさも守ろう・・・現在、地球はかつてない土地の劣化に直面し、耕作地の損失は歴史上のペースと比べて30倍から35倍で進んでいます。干ばつや砂漠化も年々、深刻化し、全世界で1200万ヘクタールの農地が消失し、貧しいコミュニティに影響が及んでいます。
16、平和と公正をすべての人に・・・平和、安定、人権、そして法の支配に基づく効果的なガバナンスは、持続可能な開発の実現に向けた重要な手段です。
17、パートナーシップで目標を達成しよう・・・持続可能な開発目標(SDGs)は、グローバルなパートナーシップと協力に向けた強い決意がない限り、実現できません。先進国による政府開発援助(ODA)は、2000年から2014年にかけて66%増額されましたが、紛争や自然災害による人道危機は引き続き、資金と援助を必要としています。

シンギュラリティ対策を考える当サイトと、SDGsは何の関係があるのか?それは大いに関係あると思います。

いい大学に入って、いい企業に就職すれば将来は安泰という考えは、すでに破綻しています。

「ニューエリート」著者のピョートルグジバチさんによると、これからは資格や学歴を得るための勉強や学力よりも、世界の問題を解決に導く能力が大事になるということです。シリコンバレーのシンギュラリティ大学では、新しい技術によって教育、エネルギー、環境、食糧、保健、貧困、セキュリティ、水資源といった、人類にとって最も解決が困難な課題(Global Grand Challenges)を解決に導く方策が日々議論されています。この「世界の問題=課題」は、まさにSDGsのことに他なりません。

つまり、シンギュラリティの到来により、世の中の主要テーマ(価値観)がシフトするということになります。20世紀まで、人類はとにかくひたすら経済発展を目指してきましたが、21世紀になると、持続可能な発展の実現へと論点が変わってきているのです。人々の興味関心が、お金を稼ぐことから、SDGsの解決に移ってきているのです。異常気象による台風やハリケーンや洪水や津波高潮被害により、持続可能性の問題を否応なしに意識せざるを得なくなってきたのです。

20世紀にはお金を沢山稼ぐひとが尊敬され、皆がお金を沢山稼ぎたいと考えていましたが、21世紀にはSDGsを解決できるひとが尊敬され、皆がSDGsを解決したいと考えるようになるのです。

学校でも会社でも、家族親族でも恋愛関係でも、SDGsに感心があるかどうかが人物評価の尺度になります。

SDGsに貢献できない企業は淘汰され、生き残ることができません。ゲームチェンジの時代の新しいルールがSDGsなのです。

17個も目標があって大変なので、各自なにか自分の興味が持てるテーマをひとつ見つけて、そこに少しでも役に立つ実践をしていけばよいと思います。

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