富士急ハイランドが入園料無料化されたという記事を以前ご紹介致しましたが、同時に「顔パス認証」も始まっていることをご紹介致します。
※顔認証入園の説明動画
※顔認証アトラクション搭乗方法
入園料は無料化されたのですが、入園数管理などのために入園や退園ゲートは有り、チケット売り場で無料入園チケットを貰い、入園ゲートでそれを提示する仕組みになっているんですね。その入園チケットと、フリーパスの代替措置として、顔認証を使うことができるということです。顔認証の顔登録はCLUBフジQ会員サイトからの顔写真の送信で良いようです。パナソニックの顔認証技術が使われています。
顔パス認証を利用すると、開園15分前から入園できる優先ゲートを利用することができるし、年間フリーパスを購入すれば、ホントに1年間、顔パスだけで、富士急ハイランドの施設を使い放題ということになるわけです。
年間フリーパスの料金は次の通り。
大人(18歳以上)17,100円
中高生(12〜18歳)15,600円
小学生(6〜12歳)12,900円
幼児(1~6歳)、シニア(65歳以上)6,000円
これは顔認証システムとセットになったチケットになっていおり、年間フリーパスを利用するには顔写真の登録が必須になっています。つまり「年間フリーパス」という券は存在しないのです。顔写真を登録して、顔パスで1年間使える権利を買うという感じです。パナソニックの顔認証技術は、羽田空港の出入国ゲートでも使われています。
この動画を見て下さい。パスポートの写真と実際の顔の同一性をその場で認証しているのですね。これは今まで出入国審査官がやっていた仕事なんですね!勿論、個別案件に対応するために出入国審査官は今でも居るとは思いますが、ほとんどの問題無いケースでは、機械が人間の代わりに仕事をしちゃってるわけです。この顔認証技術の細かい認識率とかエラー率などは明らかにされていませんが、法務省がゴーサインを出したのですから相当に信頼性が高いのでしょう。画像認識はAIが人間を既に超えていますから、もう、どんどん顔パスが進むはずです。遊園地だけでなく、コンビニも電車も飛行機もバスも市役所も、全部顔パスになるでしょう。そうなったら、社会がどうなるか、考えてみて下さい。
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