イラン攻撃でBTCが騰がった件

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時系列で見ていきましょう。

2020-1-3 9:00 \750,870- スレイマニ司令官爆殺報道前

2020-1-3 17:00 \791,727- スレイマニ司令官爆殺報道後

2020-1-8 9:00 \900,997- イラン報復報道前、第三次世界大戦という検索ワードが急上昇した。

2020-1-9 9:00 \876,107- イラン報復、トランプ大統領の抑制的な記者会見後

中東情勢の緊張が高まると、リスク回避で株は下がり、ドルも下がり、円高になりましたが、BTCも急騰したのです。円の上昇率1パーセントよりも、BTCの上昇率が勝りました。75万円から90万円まで、5日で20パーセントの急上昇がありました。そしてトランプ大統領が再報復しないと発表したら87万円に下落したのです。

まさか!円よりBTCが安全資産とみなされている?

前回、下記の「デフレの足音」という記事で、BTCは現時点で投機資産と見なされているのではないかと考察したのですが、この考察との乖離に悩まされました。30分位ボーッと考えました。

その結果として、今回のBTCの動きの原因をふたつ提示致します。

(1)BTCの時価総額は円やドルなどの法定通貨よりも規模が小さいためボラティリティが大きい。

(2)BTCには「中央銀行」が無く、「物価の安定」のための市場介入が一切存在しない。

ということで、長期的に見てBTCが安全資産かどうかは未だ判明していないと考えるべきですが、短期では資金避難先になり得るということが今回確認されたことになります。今回BTCは投機的に急騰したと見ることも出来るのではないでしょうか。

金と法定通貨の間には、金よりも法定通貨の方が安全資産である、という考え方が定着しており、実際に日本の民主党政権デフレ時代2009年から2011年まで金価格は上昇し続けましたが、ビットコインも「デジタルゴールド」と呼ばれて、金と同様の安全資産と考える市場参加者も居るようです。金は採掘限度が定められていないが、ビットコインは採掘限度が決まっています。他方、金には実体がありますが、ビットコインはデジタルデータで、ブロックチェーンの堅牢性には最終結論が出ているとは言えません。金とビットコインのどちらが安全なのか、この議論の答えは出ていません。

色んな見方、色んな考え方があると思います。皆さんも各自、自分なりの解釈を検討なさってみて下さい。もはやビットコイン暗号通貨は自分とは関係無いとは言えない時代に差し掛かっています。

※参考記事

デフレの足音

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